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韓国新人ガールズユニットのMVが物議 「炎上商法か?」の声も
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韓国新人ガールズユニットのMVが物議 「炎上商法か?」の声も

2014-08-02 13:30
    Filed under: 国際, 芸能, カルチャー, 音楽, アジア

    8月1日、韓国の芸能事務所・SM Entertainmentよりデビューした4人組のガールズユニット「Red Velvet」のデビュー曲『Happiness』のミュージックビデオに、終戦直前に広島に落ちた原爆に関する米紙の記事が登場し、物議を醸している。

    このMVは、全体的に実写とアニメとコラージュを配したものとなっており、『Happiness』の楽曲とともに、メンバーたちが登場するという内容となっているが、その背景に着目すると、34~35秒あたりに、原爆を扱った米国の新聞記事がたしかに確認できる。また、このほかにも、新聞記事中には「JAPS」「HIROSHIMA」という文言が、さらには2分24秒のあたりで、高層ビルに向かって機首を下げる飛行機と、その横の立ち上る煙のカットが「9.11テロを連想させる」として、多くのユーザーから批判が殺到しているようだ。

    「もう反日メッセージには懲り懲りだよ」
    「メンバーの子には罪がないのにかわいそうだよな」
    「広島の原爆とかさりげなく入れてくるあたり、悪意を感じる...」
    「サブリミナル狙ってます? そしてこれでPVの再生回数増やす炎上商法ですか?」
    「いくつも記事なんてあるだろうに、わざわざこれをチョイスするというのもね...」
    「デビュー曲のMVでこれはないよな」
    「いろんなところに敵をつくる気ですね、わかります」

    ...と、ネット上の意見は、呆れ半分、憤り半分といったところ。

    【動画】http://youtu.be/z4I2Ai-nNOw


    無論、制作者にとって、どのような意図があったかは知る由もないが、少なくとも、こうした題材を作品に持ち込むことで、不要な騒動が巻き起こることは想定できた事態。それを含めて、「プロモーションになればいい」という考えであったのならば、殊更ツッコミを入れる必要もないかもしれないが、新しいユニットのデビューに際し、こうした仕掛けをすることが、彼女たちの今後のことを考えたときに、はたして、賢明な選択であったかどうかは、いささか疑問である。

    猪俣進次郎

    【参照リンク】
    ・Red Velvet _Music Video
    http://youtu.be/z4I2Ai-nNOw 

    ■関連リンク
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