仕事でもスポーツでも、派手な声を出したり、オーバーアクションを乱発するなどして、ほかの誰よりも目立っていながら、その実"参加しているフリ"だけをしている人物がいる。そんな"フリだけしている人"の典型が、現在、ネット上で話題となっている。
今回話題となっているのは、ロシアの民話を元とした昔話『おおきなかぶ』の絵本に登場する「おじいさん」。日本ではこの作品、1962年の刊行以来、現在も定番化している人気絵本の1つとして、我々にもなじみの深い作品。しかし、実はこの作品に登場している「おじいさん」、そのの足元に着目してみると、「全然貢献していない」のだという。
このおじいさん、最初は一生懸命に抜こうと努力しているが、いつまで経っても抜けないせいなのか、はたまた、エキサイトしすぎてしまったのか、途中からただカブに足をかけているだけの状態に。これに対しネット上では、
「じーさんの空振り具合が好きwww」
「ジジイ、遊びすぎwww」
「クソワロw」
「後ろの人の力も前の人の衣服を伸ばすためにしか働いてないんだよなぁ。。」
「私、この絵、見てます。何度も確実に見てます。でも、気づかなかった。」
...と、何度も見たことのある絵であるにもかかわらず、これまで見落としてきたことに驚きつつも、改めておじいさんの手抜きぶりに、思わず苦笑する声が。
見慣れていると思うものでも、視点を変えれば意外な発見があるはず。みなさんも、童心にかえりつつ、たまにはこうした作品に触れてみては如何だろうか。
文・葛西敦規
【参照リンク】
・参照元ツイート
https://twitter.com/kotobukiya/status/494265541620547585/photo/1
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