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いやあ、お父さん! 数年前に子供と『トイ・ストーリー3』(10)を観に行った時、捨てられたオモチャたちの姿を観て、まるでリストラ寸前の自分みたいだって、号泣したね! 社畜には辛抱タマラン映画だったけれど、この夏、『プレーンズ2/ファイアー&レスキュー』も激アツだわ! ボブス・ガナウェイ監督と剛腕Pのフェレル・バロン氏に話を聞いたよ。


作中、強烈なメッセージが、"人生は思い通りにはならない"というレスキュー隊のボス、ブレードが主人公ダスティを諭す際の名セリフ! 大抵、ディズニー映画は"夢は必ず叶う"と言っているイメージが強いが、本作では現実的なテーマが胸を叩く! ガナウェイ監督、日本語がわかっているのか(?)、クイ気味で話し始めたよ。
「前作は......確かにスタンダードなディズニー映画でね(笑)。ダスティは夢だったレーサーへ無事になって、チャンプになる夢も叶って終わるわけだけれど、まさしく今回は心に響く深いストーリーにしたかった。それが原点になって、ダスティが故障してしまうアイデアが誕生した。もともとレース仕様じゃないから、負荷がかかっていたわけだ。そして、一生夢見てきたコトができなくなった時、それに代わる何か情熱的なモノを人生に見出して再出発するかどうか、それが重要だと思う」。これが世に言う"セカンド・チャンス"ですよ。これは、アスリート映画なのね。「だから、誰でも大人も共感するはず! 誰だって挫折を経験するので」。

こうしてディズニー映画は、常に進化する、「しかもジョン・ラセターを中心に、民主的にね(笑)」(ガナウェイ監督)。その進化は、自分たちが創出した"モンスター"によっても強烈な影響を受ける。"アナ雪"だ。目元がセクシーすぎるバロン氏は言う。「"アナ雪"、特に日本では社会現象ともいうメガヒットで、アニメーションに対する皆さんの考え方が根本的に変わってしまうと心配になったほどだよ。そして、ディズニーのアニメーションで"アナ雪"に続く作品ということでプレッシャーもある。責任感もヒシヒシと感じるよ」。

自社作品がプレッシャーって、まさしく自分自身がライバルだわ。ガナウェイ監督も、激しく対抗意識を燃やす。「ただ、僕たちの映画は"ファイアー&レスキュー"なのでね。"アナ雪"のディズニー、それに続くアニメだからって、氷とか期待しちゃいけないよ。すべてを焼き尽くしてしまっているので、氷や雪は出てこないことを断っておくよ(笑)!」。

すべてを焼き尽す映画『プレーンズ2/ファイアー&レスキュー』は、大ヒット公開中!

【参照リンク】
・『プレーンズ2/ファイアー&レスキュー』公式サイト
http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/planes2 

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