お盆の帰省ラッシュが一段落を迎えた8月20日に、石油情報センターが発表したところによると、レギュラーガソリンの小売価格は1リットルあたり169円(全国平均)と、5週連続で下落していることが明らかとなったが、それでも以前に比べ、大幅な高値にあることは言うまでもない。そうした中、過去の映像に写ったガソリンスタンドの光景が注目を集めている。
1998年当時のものだというこの光景、スタンドの店頭に掲げられているのは、「ハイオク89円」「レギュラー78円」という、今では想像もつかないほどに安い価格表示。そのため、この画像を見たユーザーからは、
「今の半額以下やん」
「最近イニシャルDのアニメ見て一番笑ったのがガソリンの値段やった」
「明らかに便乗で上がってるんだよなぁ」
「これじゃ車買わないよな...」
「南米のベネズエラや中東のイランではリッター2円で売られてる 」
「原油価格が3倍になってるからな」
「マックが60円の時代やっけ? 」
「1000円で6リッター入らないとか狂気の沙汰」
...と、当時と比べてあまりに高騰してしまった価格に改めて驚かされるとともに、それにより、近年進んでいる若者を中心とした、いわゆる「車離れ現象」についても、思わず納得といった声が。
ガソリン価格の高騰は、物流業界を中心に多大な影響を及ぼすため、結果として生活物資の値上げという形で、庶民の生活全体を直撃するもの。そうした意味でこの異常事態、一刻も早く沈静化することを、我々は祈るばかりだ。
文・葛西敦規
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