日本に33人いると言われている億万長者。中でも親族などの資産ではなく自らの努力とハードワークにより巨万の富を築いた10人を、米ビジネスサイト<therichest.com>が紹介している。
10位:イトーヨーカ堂 名誉会長 伊藤 雅俊
28億ドル(約3,000億円)
世界No.2の小売組織イトーヨーカ堂の創業者。同社は日本では1万店以上、アメリカでは5,800店以上のセブン・イレブンをはじめ、レストランや小売店、スーパーマーケットを統括している。
9位:ユニ・チャーム株式会社 取締役・ファウンダー 高原 慶一朗
33億ドル(約3,500億円)
生理用ナプキンやおむつで知られる同社。現在は息子の豪久氏が代表取締役を務めている。近年では中国を筆頭に、東南アジアや中東諸国など世界にも進出。
8位:株式会社マルハン 代表取締役 会長 韓 昌祐(ハン・チャンウ)
34億ドル(約3,600億円)
韓国出身の韓 会長。パチンコの機械で知られる(株)マルハンのホームページによると、16歳で来日し、1972年に同社を設立したそうだ。
7位:株式会社キーエンス 代表取締役会長 滝崎 武光
47億ドル(約5,000億円)
センサーや測定器、ビジネス情報機器、画像処理機器など幅広く展開する(株)キーエンスの創業者。
6位:森トラスト株式会社 代表取締役社長 森 章
50億ドル(約5,360億円)
100以上のビルやホテル、マンション、オフィスビルなどを擁する不動産ディベロッパー、森トラスト(株)の社長。創業者で父親の森 泰吉郎が1993年に亡くなり、社長に就任した。
5位:株式会社SANKYO 名誉会長 毒島 邦雄
52億ドル(約5,570億円)
パチンコ・パチスロメーカー、株式会社SANKYO(三共)の設立者。パチンコ業界では3本の指に入る大会社だ。
4位:楽天株式会社 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史 64億ドル(約6,860億円)
ショッピングサイトやプロ野球球団のオーナーとして知られる楽天の設立者。近年では社内での公用語を英語にしたことでも話題を集めた。
3位:ソフトバンクグループ 代表 孫 正義
91億ドル(約9,750億円)
ソフトバンクの生みの親、孫 代表。16歳でアメリカに渡り、カリフォルニア大学バークレー校で経済を学んだ。2013年には『フォーブス』誌の「世界で最もパワフルな人物」で45位に選ばれた。
2位:サントリーホールディングス株式会社 代表取締役社長 佐治 信忠
107億ドル(約1兆1,470億円)
ビールや清涼飲料水のブランド、サントリー。祖父は同社の創業者、鳥井 信治郎、父親は2代目社長の佐治 敬三だ。なお、今年10月1日付で新浪 剛史(株式会社ローソン 取締役会長)が同社の新たな代表取締役社長に就任する。
1位:株式会社 ファーストリテイリング 代表取締役会長 兼 社長 柳井 正
155億ドル(約1兆6,610億円)
世界各地で人気を集める「ユニクロ」をはじめ、複数の人気ファッションブランドを統括する(株)ファーストリテイリングの創業者。
※9月17日の時点で株が上昇した関係から孫氏が資産166億ドル(約1兆7,790億円)となり、柳井氏を抜いて1位。
【参照リンク】
・The 10 Wealthiest Japanese People on Earth
http://www.therichest.com/business/salary/the-10-wealthiest-japanese-people-on-earth/
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