ワシントンポストなどが伝えたところによると、今月に入って、米・ワシントンのナショナル・モール国立公園に、およそ2万4000平米もの巨大な人物画が出現し、話題となっている。
この「巨大人物画」を完成させたのは、キューバ系米国人のジョージ・ロドリゲス―ヘラダ(Jorge Rodriguez-Gerada)氏。彼はこれまでも数多くの巨大人物画を手がけており、実はその道ではかなり有名なアーティスト。約2年前にも、オランダ・アムステルダムにサッカー場2面分もの巨大な作品を完成させ、日本でも話題となっていた。
なお、今回描かれた人物画は、有名人など特定の人物をモデルにしたものではなく、"ワシントン住民男性の顔"だそう。制作に先駆け、ワシントンで撮影した18~25歳までの30人の男性の顔を部分的につなぎあわせて描いたデッサンをベースに、全地球測位衛星を使って描いたのだという。
【動画】http://www.washingtonpost.com/entertainment/museums/in-washington-artist-jorge-rodriguez-gerada-creates-a-giant-face-on-the-mall/2014/09/30/1e56e754-45c9-11e4-b47c-f5889e061e5f_story.html
ちなみにこの絵を正確に眺めるには、かなりの高度が必要なため、付近にあるワシントン記念塔の最上階か、ロナルド・レー ガン・ワシントン・ナショナル空港を利用する航空機の機内からに限られるが、10月末日まで公開されているので、機会があったら覗いてみては如何だろうか。
文・山下誠一
■参照リンク
In Washington, artist Jorge Rodríguez-Gerada creates a giant face on the mall
http://www.washingtonpost.com/entertainment/museums/in-washington-artist-jorge-rodriguez-gerada-creates-a-giant-face-on-the-mall/2014/09/30/1e56e754-45c9-11e4-b47c-f5889e061e5f_story.html
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