近年は、美容のために、ボトックス注射やインプラント術などを施す女性が世界的に急増しているが、そうした中、この手の施術を長年に渡って繰り返してきたある女性の現状が、あまりに悲惨なものになりつつあることを受け、彼女の健康を心配する声がヨーロッパ中から巻き起こっている。英紙・デイリーメールなどが伝えている。
彼女は欧州ファッション界の牽引役として、長年にわたり活躍し続けてきたイタリアのデザイナー、ドナテラ・ヴェルサーチ氏(59)。最近、久々に公の場へと姿を現した彼女であったが、かつての「美人デザイナー」としての姿はどこへやら、その顔は痩せこけて謎の光沢を放ち、妙な質感となっているなどしたため、彼女の写真がニュースなどで紹介されると、ヨーロッパ中の人々たちに強い衝撃をもたらした。
現在の彼女について、専門家は、約20年にも及ぶ過度のボトックス注射で顎の部分の骨量が減少したり、レーザー照射を繰り返したことにより、肌の表面が変化し、このような状態を引き起こしているのではないかと推測するが、いずれにしかり、それは「美」とは程遠く、健康状態ですら危ぶまれるようなもの。美を追求するその気持ちは分からないこともないが、やはり、何事も過ぎたるは及ばざるが如しといったところだろうか。
文・山田浩一
【参照リンク】
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2822755/How-Donatella-Versace-transformed-human-waxwork-Botox-implants-laser-resurfacing.html
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将来の板野さん