マクドナルドを筆頭に、外食企業が苦戦を強いられるなか、比較的堅調に善戦を続けているケンタッキーは、クリスマス商戦が終わる12月26日から、白身魚のフライを使った新商品「ごちそうタルタルのフィッシュサンド」(税込390円)の販売を開始することを発表した。
今回の「ごちそうタルタルのフィッシュサンド」は、これまでサイドメニューとして人気の高かったフライドフィッシュを使い、タマゴ、ピクルスなどをふんだんに使ったタルタルソースを用いたサンドメニュー。そのタルタルソースひとつとっても、このサンドのために新たに開発したという特製品で、同社の意気込みが感じられる逸品へと仕上がっているという。
この「ごちそうタルタルのフィッシュサンド」の発売について、ネット上のユーザーからは、「やっぱケンタやね」「まともだわ」「ちゃんと商品開発してるよなー」「これ欲しか ったわー」「どこぞのバーガー屋にも学んで欲しいよな」「でも値段がちょっと高いんだよな...」「高くても納得できるものならええんちゃう?」「KFC!KFC!KFC!」と、総じて高めに設定されている同社の商品に対して、値下げを求める声はあるものの、新商品の味を期待する声や、その開発に対する同社の姿勢を評価する声が、現在、数多く巻き起こっている模様。
最近では店舗数で凌駕するコンビニエンス業界が、ホットスナックを次々と投入するなか、あえてこれまで通りの営業を続け、善戦を続けてきた日本ケンタッキー・フライド・チキン。同社にとって最も書き入れ時となるクリスマスが今年もやってくるが、それ以降も、この新商品と共に、多くの人々を喜ばせてくれるような、そんな展開に期待したいところである。
文・藤井一成
【参照リンク】
ケンタッキーフライドチキン
http://www.kfc.co.jp/
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