セシウムさんさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
Filed under: 国際 , サイエンス・IT , びっくりニュース
現在、中東地域で暗躍中のテロ組織・ISIS(イスラム国)のメンバーが、現地からのtwitter投稿により、その拠点の位置が筒抜けになるという、前代未聞の不祥事を起こしていたことが明らかとなった。
調べによると、今回問題となったのはイスラム国の兵士として参加しているニュージーランド人で、現在は「アブ・アブドゥルラフマン」と名乗っている、マーク・タイラー氏の投稿。彼は以前から、参戦中であるにもかかわらず、不用意なツイートを連発していたが、実はそれらが位置情報のついた状態で投稿されていたことが発覚。彼のツイートを見ればイスラム国側の兵士の動きが丸分かりという、にわかに信じ難い状態となっていたという。
このあまりに杜撰すぎるtwitterの利用法に、ISIS関係者はもとより、世界中のユーザーがびっくり仰天。日本のユーザーからも「さすがの馬鹿発見器www」「アジトなうww」「紛争地域でもバカッターとかw」「まて、それは罠だw」「命がけのバカッターwww 御愁傷様です」「銃殺は避けられないだろうな」「今年のバカ一号はこの人でw」「バカッターは世界共通だな」「バカ発見器、世界規模だとスケールが違うwww」と、現在、数多くのツッコミの声が巻き起こっている。
今回のこの騒動、その後、事態に気づいた本人が、都合45件分の投稿を慌てて削除したとのことだが、データを入手した専門家による分析の結果、既に彼らが拠点としているアジトの位置は明らかとなってしまっているという。この事件に限らず、今や世界中でトラブルが発生している「バカッター」だが、こうした事例は世界中で後を絶たないだけに、今後は組織単位で利用に制限をかけるなど、その対応に追われそうな気配だ。
文・山田浩一
【参照リンク】
・ http://www.haaretz.com/news/middle-east/1.634861
Permalink | Email this | Comments
Post