今年1発目のUMA(未確認生物)発見事案として大きな話題となっていたアメリカ・アリゾナ州で発見された毛深い巨人、サスカッチ。複数の黒い生物が高速道路の監視カメラに映り込み「ファミリーのサスカッチか?」と年明けの全米が熱狂したが、当局者が悪ふざけでフェイスブックに投稿したことが明らかになり釈明した。
正月についつい、かましたギャグに2000件もの反響コメントが寄せられ話が大きくなる前に「嘘だと白状した方がいい」という判断をしたのか「高速道路沿いに雪を積んだだけなのに、余りに反響や問い合わせが多すぎて...」と担当者は申し訳なさそうにコメント。
ネット上でも「いや知ってたよ、つうか誰が信じるんだよ」「公務員の割にいいセンスしてるな」と結構優しい反応。
その一方で「いや俺の住んでるウィスコンシン州にはサスカッチはいるぞ。何度も森で説明の付かない物体を俺は見てきたんだ。中には鹿だと言って信じてくれない奴もいるけどな」とマジレスする投稿があるなど、サスカッチ伝説を信じる人は全米にいるようだ。
「サスカッチだ!と第一報が来たけど3日間その物体が動かずにそこにいたままだったからね(笑)」と広報担当も語りつつも「市民の皆さんは役所にユーモアを求めていないけど、俺たちはそういうセンスも持ってるんだ。ちょっと楽しんでみただけさ」とコメント。これが日本だったら「謝罪しろ!」「責任を取れ!」と怒号の嵐になりそうなだけにアメリカン・ジョークの懐の深さを実感した次第だ。
【参照リンク】
・https://www.facebook.com/AZDOT/photos/a.137665612971817.29041.117553941649651/785835181488187/?type=1
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