閉じる
閉じる
×
Filed under: 国内, カルチャー, 音楽
卒業式が近づくと恒例となっている「中央大学の校歌がドラゴンクエストの曲に似ている」というネット上の書き込みが、再び話題になっている。
似ているといってもイントロの旋律の一部がソックリという話だが、やはりドラゴンクエストをプレイして育った世代は毎回このイントロ部分が「ドラクエ」に聴こえてしまい、「出だしだけだろ」「出だしの途中までは完全に同じじゃない?」「思ってた以上にドラクエ」という意見が並ぶ。
高揚感のあるあのメロディだが、途中から「盛り上がる1歩2歩手前で変わったおかげで調子狂う」「ズコー感が癖になる」など。
【動画】http://youtu.be/59rne3oNFAc
ドラゴンクエストの音楽に関しては、バッハの旋律を中心に、ドビュッシーの「ベルガマスク組曲 パスピエ」が1作目の「アレフガルドのテーマ」に所々似ている指摘や、Ⅶの「小舟に揺られて」がアーノルドの「第6の幸福をもたらす宿 ハッピー・エンディング」など、クラシック音楽からの影響は度々指摘されてきた。
現在の中央大学校歌の誕生は昭和25年(1950年)で、ドラクエのサントラ誕生より36年も前の曲だが、ドラクエがパクリという程同じではないけれど、誰もが連想してしまう程同じ音を使っているのは確か。卒業、入学と改めてこの曲を耳にすることの多い中央大学の生徒たちは、校歌を耳にするたびに「ドラクエ」を思い出してしまうのは必至といえるだろう。
| Email this | Comments
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2015/01/31/dragonquest/