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トトノさん のコメント

脳筋・・・。
尊敬する人・・・あっ。(察し
No.1
119ヶ月前
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Filed under: 国内 , ビジネス , 男気 土木作業員から経営者へと成り上がった激アツの若社長が九州・福岡にいる――中島一明(なかじま かずあき)氏、29歳。日本最大の企業PRサイト『日本の社長.tv』の制作を行なう会社、株式会社ディーノシステムの代表だ。同サイトは全国の中小企業の社長に、2時間以上かけてじっくりインタビューをし、それを1本約7分間の動画にまとめるもの。2008年に九州・福岡の地方局として開設後、11年には『日本の社長.tv』として全国展開も開始。現在、掲載企業は42都道府県を超え、約6000社にも及ぶ。 福岡の普通の土木作業員から、全国的にもネットワークを広げるメディア運営会社のトップへと、いかにして上り詰めたのか。成功の一因を知るべく、本人を直撃した! 「私の座右の銘は『脳みそは筋肉である』です。これは、私が尊敬するソフトバンクの孫正義社長の言葉。脳みそは筋肉と同じで、鍛えれば鍛えるほど、伸びていく。ちぎれるぐらい考えれば、どんどん強くなる......という意味ですね」 インタビューの冒頭、落ち着いた口調でそう語る中島氏。その目の奥には、起伏の激しい彼の社会人生活で培った経験と自信が見え隠れする。 21歳という若さで同社を起業。中島氏の起業願望の萌芽は早く、中学生ごろから「雇われ人生で終わるのはイヤだ、早く社会に出て自分の力で何か興したい」と強く思っていたという。地元の進学校に入学するも、わずか3か月で中退。一日も早く起業家になるための決断だった......だが、起業に至る道のりは決して平坦ではなかった。 「起業家になると言っても、そんなにすぐになれるわけではありません。それに人生で1度は雇われて働く経験が必要だと思っていたので、中退後、まず測量会社に就職して、15~17歳の2年間、そこで働きました。15歳で入ったばかりのころは、丁稚奉公のように、アゴで使われる扱いをされましたよ。測量の仕事は、測るだけで楽そうに思っていたのですが、これがとんでもなかった(苦笑)。たとえば山の中にダムを作る場合には、まずは測らないと始められませんから、何も手つかずの原生林に、雑草を払ってかきわけて、一番初めに入って行くわけです。完全に鉄砲玉です。しかも現場で測っている間は、蚊に刺されても『1ミリも動くな!』と言われる。かなりハードな仕事でしたね。ただ、そのおかげで心身ともに社会人としての下地を作ることができましたし、世の中の土木作業員さんを、本当に偉いと思えるようになりました」 その後、約2年間に渡りネットワークビジネスの飛び込み営業、工場でひたすらオニギリを並べる仕事、引っ越し業者のアルバイト等々、さまざまな職業を経験。延べ約4年間に渡るハードな下積み時代を経て、19歳となった中島氏は単身、世界1周の旅に出る。 「やはり起業するには世界を知ることが必要だと思ったんです。ただ、漫然と旅をしても、そこには学びがない。そこで、旅先で1日1本のビジネスプランを書くことを自分に課したんです。旅をしながら、ビジネスプランを練る毎日。本当に刺激的な日々でした」 帰国後、ついに念願の起業。しかし、いざ起業したものの、彼には主体となるようなビジネスがなかった。起業前に書き溜めた数百もの事業計画は、どれもうまくいかず。こんなはずではなかった......。途方に暮れる中島氏。そこで、成功している経営者は、自分と何が違うのだろうかと、地元・福岡の中小企業の経営者が集まる様々な会合や勉強会に顔を出し、彼らから「何か」を盗もうとした。 「これが、私の大きな転機になりました。中小企業の社長さんたちから学ぶべきことは本当に多かった。たしかにソフトバンクの孫社長や、京セラの稲盛和夫さんをはじめ、ビジネス本になるような経営者たちの話も勉強にもなりますし、励みにもなります。ただ、あまりに立派過ぎる。言い換えると現実感がない。ですが、中小企業の社長さん達の言葉は、泥臭く、とにかくリアルなんです」 地元の中小企業の経営者の多くは、一代で一国一城の主となった叩き上げ系の方が多かった。そんな酸いも甘いも知る"昭和のハードワーカーズ"に話を聴くうちに、この貴重な情報を独占しておくのはもったいないと考えた中島氏は、カメラを回しインタビュー動画をストックし始める。そう、これが、現在のビジネスのきっかけとなっているのである。 「最初は自分が勉強する目的だった中小企業の社長さんのインタビューでしたが、よくよく考えれば、これって日本全国の起業家が"本当に欲しい"リアルな話だったんです。これはビジネスになると思い、動画を公開したら見事、ヒット。もちろん、最初はノウハウも知らないし、スタッフも少なかったので、私を含めてみんな死に物狂いで働きましたよ」 『脳みそは筋肉である』の言葉通り、絶えず思考し、そして汗を流し続けてきた中島氏。今後、同社は海外展開も視野に入れたビジネス展開をしていく予定だという。福岡から日本全国、そして世界へと、ずっと先を見据え、その挑戦はまだまだ続く。 ■参照リンク 開業率/起業者に占める若者の割合は福岡市が21大都市中№1 http://facts.city.fukuoka.lg.jp/data/no6/ Permalink  |  Email this  |  Comments
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