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米エンタメチャンネル<TLC>のリアリティ番組『My Strange Addiction(私の奇妙な中毒)』に、整形手術を受けてマドンナになりたかった男性が登場し話題になっている。

ロサンゼルス出身のアダム・グエラさん(27)は、大のマドンナファン。15歳の頃にマドンナを好きになって以来「マドンナになりたい病」を患ってしまったという。


「マテリアル・ガール」を歌っていた80年代のマドンナのような見た目になるべく、17年間にわたって整形手術を18回も受け、合計11万6千ドル(約1400万円)を投じたグエラさん。母親のアネットさんは息子のマドンナ中毒には当然大反対で、友達にもひた隠しにしていたのだが、ある日アネットさんが主催した女性限定パーティーにアダムさんがマドンナの姿で登場し、母親の友人たちの度肝を抜いたこともあったそうだ。

アダムさんは、マドンナの2度のワールドツアーでバックダンサーを務めたカールトン・ウィルボーン氏のスタジオに通い、マドンナの動きを学びながらダンスレッスンを受ける日々を送っていた。また、彼にはマイケルさんというボーイフレンドもいるが、マドンナ中毒がエスカレートしたせいで「理解できない。僕は男性とデートしたいのであって、56歳の女性とはデートしたくない」という最後通告を受けてしまったようだ。

しかし、彼の言葉を聞いたアダムさんはついにマドンナ中毒からの卒業を決意。マドンナになっているときは尊重されているように感じるが、もはやアダムという人間が誰だかわからなくなっていたとのこと。彼はスタジオで「私はマドンナよ。でもアダムになりたい」と、涙ながらにウィッグを脱いだ。彼はアダムとして生きることを決意したのだ。
結局はマドンナの衣装を全部売って、ボーイフレンドのマイケルさんと一緒に住むことになったアダムさん。この衝撃的なエピソードに、ネット上では

「なんてこった」
「金の無駄だ!」
「全然似てないし」
「ドラマチック...」
「自分らしくいればいいよ」

と、驚きや共感のコメントが集まっている。

【参照リンク】
http://www.dailymail.co.uk/video/femail/video-1162231/Adam-Guerra-appears-Madonna-This-Morning.html

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