定額制オンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUSIC」が、6月11日(木)よりサービスを公開した。
国内の定額制音楽配信サービスとしては一般的だったラジオ型とは異なり、いつでもどこでも聴きたい曲/アーティストを選択して、再生やプレイリストの作成などを行うことができる同サービス。第1弾として、邦楽・洋楽・K-POP・アニメ・ボーカロイドなど、幅広いジャンルのヒットチャートや新譜をベースに、150万曲以上のラインナップを揃え、豊富なプレイリスト・特集・ランキングなどを通じ、利用シーンや気分に応じて様々な楽曲を聴くことができる。
また、LINEでつながっている友人やグループと、LINEのトークやアプリ上で楽曲やプレイリストを送り合ったり、楽曲をLINEアプリ内のトーク・タイムライン上で直接再生することができ、コミュニケーションツールとして音楽を楽しめるのも特徴だ。
現在LINEでは、楽曲提供アーティストのLINE公式アカウントの開設も進めている。このアカウントを持つアーティストは、LINE MUSIC内のアーティストページにリンクが設置され、公式アカウントから楽曲配信やプレイリスト公開のお知らせなどを行うことができる。さらに、LINE MUSICと公式アカウントを相互連携させることで、ユーザーと音楽/アーティストとの接点を拡大させるという狙いもあるようだ。
料金プランは、30日間の有効期間内で、全ての機能利用と20時間の楽曲聴き放題が500円でできる「ベーシックプラン」と、同じく30日間で、全ての機能利用と時間無制限での楽曲聴き放題が1,000円でできる「プレミアムプラン」があり、ユーザーは自分の音楽の楽しみ方に合わせたプランを選択。それぞれのプランには手軽な価格でサービスが利用可能な学割も用意されており、学生ユーザーは300円から利用できる。
本来は定額制のLINE MUSICだが、このサービスの公開を記念し、6月11日(木)~8月9日(日)までの2ヶ月間限定で、全ユーザーが無料で全楽曲/全機能を体験することができる。なお、ユーザーと音楽コンテンツとの接点を広げるため、7月中を目処にブラウザ版の提供も予定。これにより、スマートフォンだけでなくPCでも、楽曲の再生やプレイリストの作成などを行うことが可能になる。
【参照リンク】
・LINE MUSIC オフィシャルサイト
https://music.line.me/landing
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