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フィンランド式野球とよばれる球技ペサパッロ。YouTube上に公開されているビデオを元に、ネット上の野球ファンが議論。同じ球技でバット、グローブと共通点は多いのに、全くの未知のルールに面食らうと話題になっている。

https://youtu.be/Z0rqhP67xr0


ルールを軽く整理すると、

・プレイするのはサッカー場のような長方形のグラウンドで試合をする。
・ピッチャーはボールを投げるのではなく上に高くトスし、それを打者がフルスウィングで打撃する(投手は速球を投げる必要もなくどのような能力が必要なのか意味不明)。
・1ボールで出塁でき、出塁せずに3ボール投手がトスを続けると2塁へ進塁できる。
・フェンスの外に打つとファウル(センターバックスクリーンだろうが場外だろうがファウル)
・塁から離れると戻ることができずアウトになる(リードという概念がない)。
・フライはキャッチされてもアウトにならない、バッターを交代。
・代打はジョーカーと呼ぶらしい。

4イニング表裏で争うなどがザックリとしたルールのようだが、普段の野球に親しんでいる人には、一度聞いて全く理解不能な競技。映像をみてもサッパリわからないのだが、ネット上に北海道フィンランド協会によるペサパッロの紹介サイトがあった。

まずストライク/ボールの判定は「ピッチャーがボールを上げ、そのボールが投手の頭上1メートル以上上がってから、ホームプレートの上に落ちた場合『ストライク』、外れた場合『ボール』。しかし、バッターがバッティング動作をした場合は、すべてストライクに勘定する」とある。高く上がってホームプレートの上に当てられずに落ちるとストライク!「あれ?これはもしや普通に投げてストライクを取るより難しいかも?と」、奇妙といよりは、凄く奥深いスポーツのような気がしてきたので、今後も注目していきたいと思う。

■参照リンク
北海道フィンランド協会
http://hokkaido-finland.com/archives/category/contents/pesapallo/pesapallo-rule-guide

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