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その美女は、あけすけに喋り続けた。
僕が高校、さらには大学のゼミの先輩であるという安心感があったにしても、喋り過ぎじゃないかと躊躇するくらい、あけすけに話した。

「この話、書いて大丈夫?」というと、「え、マズいんですか?」と逆に聞かれた。
彼女は言った。

「彼氏とカラダの相性がイイんです」と。



馬容容(マ・ヨヨ)ちゃん、20歳。中国人の父と日本人の母のハーフで、身長167cmの長身美人。日本一偏差値の高い共学高校、国立東京学芸大学附属高校を卒業し、早稲田大学商学部でも最難関ゼミと言われる、マーケティング研究の恩蔵ゼミに所属している才媛だ。(彼女の経歴紹介のフリをした自分の自慢です)



これまで、別の連載も合わせると、100人以上ミスキャンパスの取材をしてきたが、だいたいは「彼氏がいることは隠してください」的なエクスキューズが入る。
せいぜい、雑誌のプロフィール欄にも『彼氏は?:ノーコメントです♡』的な、割と無意味な答えが載るのが臨界点だ。もちろん、女子アナを目指したりするコもいるだろうし、一概にそれが悪いとも言わない。

しかし、そのコは彼氏どころか、あけすけにセックスの話をした。
「最近、よく彼氏の家に泊まるんです。そのときは泊めてくれたかわりに、夕飯や朝飯をつくってあげます」
いい話すぎる......!でも、それ書くと彼氏いるってバレちゃうよね?
「いいです、書いちゃってください!」
ということなので、顔出し美女連載にしては珍しい"彼氏との話"を聞くことにした。

「彼氏のことが大好きなんです。心も体も両方の相性がいいんです。今まであんまり、そういうことをするのが好きじゃなかったんですけど、その彼とつきあってからは一気に夜も幸せになりましたね(笑)」

さっきとは別の意味で、いい話すぎる......!が、男としては"相性"と言われると、どうすればいいかわからなくもある。そんなもの、顔や身長と一緒で生まれ持ったものではないか! 何か僕のような童貞こじらせライターにも真似できるような"テクニック"はないんですかね? と、9コ下の後輩に恥じらいもなく聞いていた。
「うーん、あったかいんですよ」
そんな、彼氏に限らず、男はみんな、そういう時は、あったかいどころか、アツくなってるハズですよ!

「あ、そういうあったかいじゃなくて(笑)。優しいっていう意味のあったかい、です。行為の最中にずっと見つめてくれますし。あとは、結構みんな、終わるとポイッ、みたいな感じでそっけないんですけど、終わっても"ムギュー"ってしてくれるんです。あとは、今日どんなことがあったとか喋ってくれるんですよー」
いわゆる、ピロートーク、とうやつですね。忘れていたぞ!

だいたいの恋愛本には、セックス後には女子に過度に優しくしろ、と書かれているではないか! やはりそこだったか......うーんでも、他には何か特別なテクニックはないんすか?
「うーんと、鼻スリスリかな」
敬語だった年下女子の、意表をつくタメ語は、男の心を揺さぶらせる。今回はそこに後輩という、設定が加わってくる......とか浸ってる場合じゃなかった!え、鼻スリスリって何スカ?
「え、鼻スリスリ、みんなしないんですか?犬と犬みたいに鼻だけすり合わせるんです」
もしかして、僕がそういう経験がないだけで、美女は夜に鼻をスリスリしあうものなのかっ? わからん、圧倒的にサンプル数が足りなすぎる!



それにしても、インスタにオシャレ写真を投稿し、各サロンや雑誌にひっぱりだこの馬容容ちゃんも、夜は寛容な馬になっているなんて......おおっと!
美女ってだけで遠いのに、美女のベッドでの話なんて遠すぎです!うーん......美女友だちを作れる日はまだ遠いっ!

(文・写真:霜田明寛)

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