全世界で大ヒットを記録した『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチー監督が生み出した新たなるバディムービー『コードネーム U.N.C.L.E.』が11月14日(土)より全国にて公開となる。
本作は、1960年代の超人気TVシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』を、新たな視点で描くスパイ・サスペンス・エンターテイメント。劇中では嫌々ながらも共通の敵に対峙するため手を組むCIA(米国)スパイのナポレオン・ソロとKGB(ロシア)のイリヤ・クリヤキン。それぞれ国の威信とプライドを胸に抱きながら、スパイの腕前を競い合う。冷戦時代に米国とロシア(ソ連)が手を組むなんてご法度だったが、劇中では禁断のコンビが暴れまわる!
冷戦終結後も二大大国のプライドは揺らがない。アメリカとロシアの単純比較でいうと、人口、オリンピックメダルの数、マクドナルドの店舗数、大学進学率、ノーベル賞受賞者数でアメリカに軍配が上がっている。一方のロシアは国土の広さ、そして代名詞でもあるアルコールの消費量がアメリカを上回った。
国技はアメリカが野球、アメリカンフットボール、バスケットボール、アイスホッケーと球技中心なのに対し、ロシアはサンボ、ドラッカ、アイスホッケーと格闘技中心。国鳥にハクトウワシを据えるアメリカと国花が向日葵とカモミールという可愛らしい側面をももつロシアお国柄の違いが見てとれる。
データからいくと、スポーツも学問も世界随一を誇る大国アメリカと大酒飲みで血気盛んなロシアという構図だが、劇中のキャラクター設定にも反映されているのだろうか。CIA(米国)No1スパイのナポレオン・ソロはクールで尊大ながらもお調子者で見栄っ張り。金庫破りとギャンブル、料理が得意で、5か国語に堪能という設定。一方KGB(ロシア)のイリヤ・クリヤキンは超真面目ながらもすぐにカッとなるのが玉に瑕。サンボ大会で優勝経験があり、柔道も4段、ボート競技とチェスもこなす、肉体派インテリという設定だ。劇中でのアメリカとロシアのライバル関係の描かれ方は現実と同じ。それぞれのお国柄が反映されたキャラクターを比較してみるのも面白いかもしれない。
核兵器で世界破滅を企む凶悪テロ勃発! 各国の首脳に緊張が走った。スパイ史上あってはならない禁じ手だが、宿敵同士の2 大国家アメリカとロシアが手を結ぶしかない。CIAで最も有能だが女性関係に問題アリのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カビル)と、KGBに史上最年少で入った超エリートだがメンタルに問題アリのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)が選ばれ、腕は最高・相性は最悪のスパイチームを結成。タイムリミットが迫るなか、世界を救いつつ相手も殺せと究極の指令を受ける2人。キャラも作戦も真逆な彼らが、金と頭脳と悪を結集させた史上最大の敵を倒すことは出来るのか──?
『コードネーム U.N.C.L.E.』が11月14日(土)より公開
https://youtu.be/KrJy0HRivdY
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■参照リンク
映画『コードネーム U.N.C.L.E.』オフィシャルサイト
wwws.warnerbros.co.jp/codename-uncle/
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