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1975年、ギャングとFBIと大物政治家、3人の利害が合致した時、FBI史上最悪の犯罪スキャンダルが起きた。ボストンを舞台にした衝撃の汚職事件を描いた『ブラック・スキャンダル』が、1月30日(土)に日本公開される。日本公開を直前に、ジョニー・デップから生涯最高の演技を引き出したと米Variety紙が絶賛する『ブラック・スキャンダル』のスペシャルメイキング映像が到着した。
https://youtu.be/mFvhyRE6EUM
ボストンのギャング、バルジャーが「よく聞け一度しか言わない、これはビジネスだ」と、FBI捜査官コノリーに向かって言い放つ。この衝撃的な場面から幕を開ける。「スコット・クーパーは若手実力派で、作品ごとに力をつけている。ギャングの生き様を美化せずに描く点が監督の特徴だ」と語るのは、FBIを演じたジョエル・エドガートンだ。続けて映し出される本編映像では連邦捜査官に「なぜバルジャーを逮捕しない?」と問われコノリーは、バルジャーを守るために、「彼が何をした?」とうそぶくが「『何をした』だと、何もかもだ」と鋭い眼差しで返されてしまう。
現場で演出する監督の微笑みに重なって、バルジャーを演じたジョニー・デップが「スコットはやり手だ。現場での彼の有能さとビジョンに圧倒された」と続ける。「事実は小説よりも奇なり。作品に描かれる2人の男の力関係が魅力的だ。街で最も危険な悪党バルジャーと旧友でFBI捜査官のジョン・コノリー。コノリーのせいでバルジャーが大暴れする。FBI史上最大のスキャンダルだ」と、本作のポイントを的確に解説する。コノリーに「互いに利用し、助け合うんだ。あんたもマフィアが邪魔だろ」と話を持ちかけられ、バルジャーが「FBIの保護があればやりたい放題だ」と、凶暴さをむき出しにするシーンが連写されていく。
ヘッドフォンでセリフに耳を澄ませる監督に横顔に続くのは、ケビン・ベーコン演じるチャールズ・マグワイアの「よく聞けジョン、我々はまるで無能な笑いものだ」という罵声だ。製作のジョン・フレッシャーは「役者から最高の演技を引き出せるんだ。細部の描写も上手くて本作の監督に適任だと」と話し、大物政治家ビリーを演じたベネディクト・カンバーバッチも「スコットには役者を惹きつける魅力がある。俳優出身だから、役者の気持ちが分かるんだ」と絶賛する。切羽詰まったFBIが「今すぐ情報をくれ」とギャングに懇願するシーンに重ねて、ジョエル・エドガートンが「人によって接し方を変えてくるから、役者は引きつけられる」と振り返る。
用心棒役のジェシー・プレモンズは、「彼は珍しい撮影手法を取り入れた。カメラワークには驚くよ。各場面が現実のように思える」と、リアリティを追求した撮影に驚愕したという。「スコットは敏腕だし、役者も名優ぞろいだ」というカンバーバッチの言葉に続き、「才能豊かで、チームワークもいい役者が集まって、良い演技をしてくれた」と作品の完成度に自信をのぞかせるスコット・クーパーは、「苦労して彼の真実を描いた。観客にもそれが伝わるといい」と結んでいる。
映画『ブラック・スキャンダル』は2016年1月30日(土)より全国ロードショー
■公式サイト:www.black-scandal.jp
■ハッシュタグ:#ブラックスキャンダル
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