3月19日に放送されたMBS放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』で、明石家さんまが今の「お笑い」の現状について持論を語り、話題を呼んでいる。
さんまは、鞘師里保が卒業してから初の単独ツアーを行っているモーニング娘。16の工藤遥と飯窪春菜に、「いろいろ頑張ってる?」と質問、飯窪は「12人になって、新たな事に色々とチャレンジしている」と決意を語った。
さんまはその状態を「1人抜けることによって、それをカバーしようと思って皆が団結して・・・。鞘師がいたら『ここは鞘師に任せよう』ってところを、もう任せる人がいないねんもんね。だからその分伸びるっていうのは分かるね。会社でも、ずっと才能のあるヤツが牛耳っていると、その会社は伸びない。辞めることによって下が上る」と分析。
そして自分もいろんな人の意見を聞いて「一旦辞めようとした」と考えた事があると告白、「そうしないと、伸びないらしいから」と理由を語り、「笑いということを、会社組織に例えるとね、今お笑いは上が詰まり過ぎてるんで、そこが抜けたら、また面白いテレビ番組ができるはずなんですよね」と述べ、そして近くビートたけしと所ジョージに仕事で会うことから、2人に対し「『一斉に辞めたげましょう』って言おうと思ってるんですけども(笑)」と衝撃の提案をしようと考えていることを暴露した。
スタジオの皆は一斉に「えー!!」と驚きを見せるも、「やっぱ、面白いテレビ番組を産むためには、そうした方がエエんちゃうかなぁって。2人は絶対に『ヤダ』って言うと思うけど。所さんなんかは『なんで?』とか『面白いじゃん、僕たち』って言うと思うんですけど(笑)」と語るさんま。そして「でもそういうことやねん、鞘師が抜けたおかげで、そうなってるのも事実やからな」と上が辞めることへの利点を語った。
このさんまの提案にネット上でも「3人で一斉に辞めるとか想像つかない!」「明日収録で合う所さん、たけしさんに上が詰まって下が出てこれないからもうテレビ出るのやめようと言おうと思ってるさんま師」「後輩想いだよなぁ」などの声が挙がっている。
■参照リンク
『ヤングタウン土曜日』公式サイト
http://www.mbs1179.com/yando/