オジサンが好きだ、という女子大生はたくさんいる。
その度に、大学時代なんてはるか昔になってしまった我々は「自分たちにもチャンスがあるのでは!?」と色めき立つ。
だが、具体的な名前を挙げさせると、だいたいが、竹野内豊、西島秀俊、反町隆史あたりだ。
そんな答えに希望はない。誰か、我々にも目指せそうなオジサン像を挙げてくれ!
それは"イケメンが歳をとったあとの姿"であって、「好きなタイプはイケメンです」と言っていることと、なんらかわりはないのだ!
だが、仁平珠央(にだいらたまお)ちゃん(23歳・横浜市立大学4年/ミスYNUコンテストファイナリスト)はこう言った。
「阿部サダヲさんが好きです」と。
もちろん、日本の演劇界を支える阿部サダヲさんと、同じフィールドに立っている気はない。しかし、先に挙げた3人に比べたら、我々にも希望を与えてくれる答えだ。
そんな希望を与えてくれた彼女に、理由を聞いた。
「才能があるのにひけらかさない人が好きなんです。なんか、あの阿部さんの、何もしなくても、自ら主張しなくても、周りが才能を認めている感じ、よくないですか!?」
そうだ、確かに多くのおっさんは、周りに褒めさせたり、自ら能力を主張することによって能力を誇示しようとする。むしろ、そうすることによってしか、自分を誇示できないのかもしれない。
また、時々、その誇示の仕方だけが上手いオッサンというのも存在する。往々にして、女子大生がハマってしまいがちなのは、"中身は無いが見せ方だけ上手いオッサン"である。
だが、このコは見た目でもなく、見せかけの自慢に引っかかるでもなく、"主張しないけれど才能のある"、いわば本物のオトコを好きだと言う。
"わかりやすいもの"に目を奪われず、ちゃんと自分の目で本物を見つけようとするその姿勢。
こういうコに報われてほしい! "わかりやすいもの"に流されやすい女子大生は、せめて、この珠央ちゃんの姿勢に流されてくれ!
でも、もし、そんな本物のオトコを彼女が好きになってしまった場合、彼女は報われるのだろうか、という疑問がよぎる。
大人のオトコは、普通の女子大生がするようなアプローチやプレゼントでは心を動かされないはずだ。どうする、珠央!?
「うーん、もし大人のオトコの人を好きになっちゃったら......。例えば、読みたいってツイートしていた本を買っておいてあげたりするかもしれないです」
なんてカワイイ答えなんだ!! 珠央ちゃんが想定する男が欲しているのが、"食べたいもの"でも、"つけたい時計"でもなく"読みたい本"であるところも好印象。 本質を見抜ける女、珠央ちゃんに幸あれ!
文・写真:霜田明寛
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すごいブスというわけでもないがかわいいわけでもない・・・。とりあえずほくろが顔面に散らかってて汚い。