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モンハンフェスタ’16大阪大会を勝手にふり返る
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モンハンフェスタ’16大阪大会を勝手にふり返る

2016-02-05 23:35
    こんばんは、“狩りぷれっくす”管理人の江野本ぎずもです。

    前回、告知しました通り、本日は東京大会に続いて、勝手にふり返るモンハンフェスタ大阪大会リポートをお届けしたいと思います。
    東京大会の記事を書くまでは、フェスタのリポートを“勝手にふり返る”シリーズとして展開するつもりはなかったんですけど、1会場だけ取り上げてほかはスルーというのも申し訳ないので、全会場を回って勝手リポートをくり広げたいと思います。
    ただし、ここではほんとに個人的に見たこと感じたことを勝手気ままに書き連ねてますので、イベントの大筋はファミ通.comの記事でご確認くださいね。
    『モンスターハンタークロス』“モンスターハンターフェスタ’16 大阪大会”リポート 来場者のノリがひと味もふた味も違う!
    また、当事者の方で「そこ、ちゃうよー!」というご指摘がありましたらどうぞご連絡ください。

    東京大会の記事はコチラ⇒モンハンフェスタ’16東京大会を勝手にふり返る


    さてさて。
    東京大会にはいつもの仲間うちといっしょに行き、会場内では小谷さんと『おしえて!となりのハンターさん』の取材で回っていたのですが、大阪大会は完全なるプライベート。
    お金はないわ仕事は終わらんわでもあったので、当日日帰りの弾丸ツアーになりました。
    会場にいた時間は、正味4時間くらい?
    行きの新幹線(ぷらっとこだま)と時間変わらないじゃん! なんかショック!
    いや、道中では狩りもはかどったし(4時間でクリアーしたの2クエストだけどな!)、なによりフェスタの4時間は何にも代えがたい濃密時間だからいいんですけど!

    そんなわけで、東京大会の記事では個人的なオススメも書きましたけど、大阪大会は親子/女子ハンター日本一決定戦、狩王決定戦の地区決勝しか見てません。
    そこに間に合えばいいやと思って、ぷらっとこだまで行くことにしたしね(時間はかかるけど、ちょっぴり安いのです)。
    あ、でも、レア素材を集める“モンハン部集会所”の動向はずっと気にしていましたよ!
    会場内は大混雑でなかなか見に行けず、終了後にモンハン部Twitterアカウントの報告を確認したんですけど。
    東京では上位クシャルダオラとオオナズチの素材がネックとなり、4コンプリートに終わってしまいましたが、大阪大会ではな、なななんと……!
    上位オオナズチとテオ・テスカトルで詰まって、やっぱり4コンプ止まりー!><
    やっぱりナズっちゃんが壁になるんでしょうか……固いしやりにくいもんね。
    なにげにクシャは大阪では大健闘して、レア素材10個集め切っていたのには笑いましたけど。
    大阪人はクシャがお好き、なのか!?
    次回、福岡大会ではどうなってしまうのか、興味津々丸です。
    福岡は朝から会場入りする予定なので、ウチも参加してみたい、な……!


    んでんで、メインイベントの親子/女子ハンター日本一決定戦、狩王決定戦。
    東京大会では「強豪チームが地区予選で涙を飲み、世代交代の予感を感じさせたが、結局最後は強豪の中の強豪が勝利をつかんだ」というようなことを書きましたが、終わってみれば大阪大会も同じような印象かなあ。
    東京、大阪に出場した方たちの言葉をまとめてみると、とくに今回の女子と狩王の地区予選“ホロロホルル討伐”はミスが出やすいクエストみたい。
    強豪と言えどもワンミスで予選敗退を余儀なくされるフェスタの歴史の中でも屈指の難度、と言えそうです。
    東京大会のときにも書いたけど、本気で勝つつもりであればあるほど、次を見据えて決勝クエストの練習をしてるはず。
    そこで全力を出して負けるのならまだしも、その場に立てない悔しさを思うとほんとに胸が詰まります。
    どうか、福岡大会、名古屋大会、仙台大会に出る方たちはそんな想いをしないですみますように。
    東京、大阪を見てきて、ただただそれだけを祈ります。

    その一方で、大阪大会でも新たにチャンスを掴んだチームが出てきましたよね。
    ニューフェイスが出てくるのは、それはそれでほんとにうれしい!
    親子大会で優勝したチーム“アルバカーキ”も、ファミ通.com記事のインタビューによれば大会初出場だとか。
    お父さんと息子さんのチームですが、ふたりとも帽子をかぶっていてオシャレさん!
    と同時に、ありし日の“もうゲネポ”(モンハンフェスタ’08優勝チーム、写真はコチラ!)を思い出して、「大阪人って帽子がお好き?」と首をかしげました。
    決勝大会でも帽子でがんばってほしいです!
    それから、女子チームで全国への切符を手にした“ニャ クルペッコ”は、’13、’15、’16と3大会連続で地区決勝に上がり、今回が初優勝!
    江野本はモンハンフェスタ’15大阪大会は現地観戦してたし、一応、大会のリポート記事は全部目を通していてチーム名にも馴染みがあったので、3度目の正直で全国進出はほっこりうれしかった!
    念願の決勝大会、ぜひ楽しんで&大暴れしてもらいたいなあと思います。

    それにしても、2チームしか地区予選を抜けられない女子の部は、決勝クエスト、予選クエストの練習配分が狩王のほうとは全然違うんだろうなあ。
    過去大会での実績を持つ強豪チームが強豪たる所以であり、有利な理由のひとつに、“ボーダー予想ができる”というものがあると思うんです。
    勝ち上がるチームは、「予選クエストを全力で練習して、こんなタイム出しました!(ドヤァ)」じゃないんです。
    狩王決定戦の地区決勝に上がれるのは8チームなので、8位以内に入れるタイム、ボーダーラインを予想し、それを上回ってなおかつ安定させることを考えます。
    予選は8位通過でも、決勝で上位に入れば全国には行けるわけで、だったらより厳しい決勝クエストのほうにパワー配分して練習したいですしね。
    そこで、過去大会の経験だったり横のチーム同士のつながりがある強豪が有利になるんですけど、女子の場合は予選で2チームに絞られ、全国に行けるのは1チームという狭すぎ門!
    そんなこと言ったら親子大会もいっしょなんだけど、女子は予選クエストが狩王と同じなので、タイムもゴリゴリに詰められちゃう。
    実際、大阪大会女子予選で1位だった“ニャ クルペッコ”のタイムは1分17秒50で、狩王決定戦予選1位通過のタイムは1分18秒46と、女子のほうが速かったわけで。
    全国大会に行くのが目的なら女子同士のチームでも狩王のほうに出たほうがよかったりしないのかなあ、それでも女子大会には女子大会の意義があるしなあ、とちょっとしみじみと考えさせられました。


    狩王決定戦の地区決勝“タマミツネ討伐”は、多くのチームが使っていたチャージアックスをあまり見慣れていないのもあって、どこが速かったのか、うまく進行できていたのか、はたまたミスしてしまったのか、お恥ずかしながらイマイチよくわからず……。
    昨日、大会のアーカイブ映像がアップされたので、ちょっとくり返し観て勉強したいと思います。
    過去大会のアーカイブ映像はコチラ

    印象的だったのは、4組目にプレイした予選1位通過と2位通過の入場位置が違ったこと!
    上記の大阪大会アーカイブ映像の6時間9分くらいから観ていただくと、左側(赤と緑の画面)のチーム“一生どうでしょうします”は右の入口から入り、タマミツネがこちらに向かって歩いてくるまでしゃがんで待って乗ったのに対して、右側(青と黄色の画面)のチーム“Overflow”は左の入口から入って段差からすぐに乗っているんですね。
    両チームとも武器は、チャージアックス×チャージアックス。
    脚止めできる武器や麻痺などがない代わり、気絶を取ることができるので、ざっくり言うと乗りを起点にしていかに早く気絶につなげていくか、という作戦なのではないかと思います。
    狙いは2チームともいっしょなんだけど、いきなり真逆の方向に走り出したわけで、リアルタイムで観ていてめっちゃ盛り上がりましたよね。
    未見の方はぜひ、そこだけでもおもしろいからオススメ!
    ファミ通.comのインタビューでは、“一生どうでしょうします”チームが右入場について語っていますので、合わせてどうぞ。

    結果、大阪大会で1位となったのは、予選も1位通過で完全優勝となった“Overflow”でした。
    このチームもまた、強豪中の強豪。
    前回、東京大会で2位となって全国行きを決めた“G.T.R”(Georgeさんと呂布さんのチーム)について、フェスタ’15の狩王“∞ -インフィニティ-”が冗談交じりに「次の狩王決まったよ」と言っていたと書きましたが、同じく“∞ -インフィニティ-”のGoddy、ことGodくんに「呂布×Georgeを食うとしたらココだと思ってる」と言わしめた大本命チームです。
    このチームのMizunoeさんは、まさにそのGodくんとチームを組んでフェスタ’09で全国優勝(チーム名は“Arties”)、フェスタ’13では“∞ -インフィニティ-”に全国大会決勝の舞台で競り勝ち(チーム名は“すーぱーどらい☆”)、2度も狩王になっているお方。
    モンハンフェスタは過去6回開催されていますが、優勝経験者というのはたった8人しかいません。
    とくにグループ勢力で戦うようになった’09以降は、’09がGodくんとMizunoeさん、’11がGodくんとのんさん、’13がMizunoeさんとジウさん、’15がGodくんとのんさん、と4大会やって優勝経験者は4人のみ!
    Godくんとのんさんはこちらのインタビューでも今大会には出ないことを明言してますし、ジウさん……は引退表明後の前回’15に覆面つけて出た過去があるので不明だけど、ともかくMizunoeさんが“レジェンド4”最後のひとりである可能性が高いんですよね。
    相方のまれぽさんも、’13で全国大会に勝ち進んだチーム“ずっと俺たちのターン”のおひとりで、その実績抜きに実力を評価する声も多いお方。
    檀上では「相方は大阪優勝が似合う」と言い、見事に有言実行されてましたが、そんなとこで終わるチームでもないと確信してます。

    大阪第2位となったのは、スクリーンに映し出される名前とMCウサミスの読み上げる名前が違いすぎてみんなの頭を「?????」にしたチーム“FnD”
    読みは「ユー・サファー・バット・ホワイ」なんですって。
    由来は、こちらのインタビュー記事をご確認ください。
    じつはチーム名にはうっすら見覚えがある気がしてたんだけど、選手入場の際に“FnD”のおひとり、うん▲ちょさんの顔がアップになった瞬間、「あああああああ、あのときの爪楊枝!!!!!」と思い出がよみがえり、思いっきり鳥肌が立ちました。
    前回’15の大阪大会、“FnD”は惜しくも6位と全国を逃していたんですが、檀上で“手を使わずに爪楊枝を鼻に刺す”というまったく意味不明のパフォーマンスをしていたんです。
    それが今年は、背中に抱えたキーボードで『英雄の証』を弾くというまたしてもまったく意味不明のパフォーマンスを披露!!
    いやもう、ただただ拍手喝采でした。
    そんなお笑い枠のくせして(?)、プレイでも魅せてくれましたよね。
    このチームは、上位4チームの中で唯一、チャージアックス×ランスの武器構成だったんですが、チャージアックス2枚よりも展開が見やすいのもあってめっちゃ引き込まれた!
    チャージアックスが拘束手段はなくともとにかく火力押しなのに対して、ランスの乗りと麻痺を絡めてより安定させる作戦だったのかな、と思いました。
    うん▲ちょさん、れべさんともに全国決勝大会は初出場のようなので、新世代としてがんばってほしいです。
    あと、決勝大会でもパフォーマンス期待してますから!
    東京の人間は冷たいなんておっしゃられてましたが、安心してください!
    プレス特権の最前列で、拍手喝采の準備して待ってます!!!!

    大阪第3位もまたニューフェイスチーム、“ジョーならいけてました”
    インタビューによると、このチームは大会参加自体初めてなんだそう!
    たしかに檀上でめちゃくちゃ緊張している様子が伝わってきましたよね。
    東京大会から全国への切符を勝ち取ったチーム“蒼”もフェスタ初参戦ということだったので、奇しくも東京、大阪の各4枠のうちひとつは完全新規が獲得した形。
    たしか’15から出場チームの多い東京と大阪の枠を増やしたんだったと思うけれど、まさに狙い通り、新世代がチャンスをモノにしたと言えるんじゃないかなと思います。
    こういうチームはやっぱり応援したくなりますよね。
    もうひとつ、インタビュー記事で気になったのは、予選ホロロホルルと決勝タマミツネの討伐数。
    ホロロを150、タマちゃんを50とほかのチームより圧倒的に少ないんです。
    それであのタイム(3分18秒60)を出し、全国進出を決めたわけで、「持ってる」んだろうなあ、と。
    決勝大会ではもっともっとシビアに練習しているチームばかりだと思うけど、“ジョーならいけてました”チームがどんなふうにそこに挑んでいくのか、楽しみにしてます。

    そして、大阪から全国行きの最後の切符を手にしたのが、チーム“一生どうでしょうします”
    このチームのおひとり、ストラさんは「ディフェンディング3位」で有名なお方(狩りぷれっ子のオンライン狩り会にも遊びに来てくださってた方ですね。ちなみにMizunoeさんも来られてました)。
    ’13はチーム“おいパイくわねえか”で大阪大会3位、全国大会3位、’15はチーム“ここをキャンプ地とする!”で大阪大会3位、全国大会3位。
    圧倒的第3位の方、だったんです。
    今回も変わらず3位を狙っていたようですが、惜しくも4位に……。
    まあ、まだ“ロード・トゥ・全国3位”の道が途絶えたわけではないので、全国大会に期待したいと思います。
    て、3位3位と言ってますが、このチームもふつうに強豪チームですのでお間違いなく。
    相方のSuikaさんは、“チーム805”で’15大阪大会準優勝しており、全国大会経験のある強豪のおひとりです。

    それにしても、“FnD”といいストラさんといい、大阪大会はタレント揃いでドラマチックですよねー。
    個人的には、チーム名が変わっていたり、相方さんも変わっていたりして一般にわかりにくいのがとっても残念(ご本人たちにはそれぞれ事情があると思いますけど)。
    大会をずっと追いかけているとプロレスのような、大河ドラマのようなおもしろみと深みがあるんです。
    もちろん、プレイを観ているだけでも十二分に素晴らしいんですけど、フェスタ観戦にはまた別の一面、楽しみかたもあるんじゃないかなあと思ってます。
    つたない文章ながら、そのおもしろみの一端でも伝わっていれば本望でございます。


    あ、そうそう。
    狩王決定戦の前にステージ横でMizunoeさんとしゃべっていたら、わずか数メートルのところにあざらすぃゆずこさんがいらっしゃって、「わああああ! こんなところでこんなふうに出会うなんてすごい偶然! いや、運命か!??」という出来事がありました。
    ふたりで思わぬ再会を喜び合ったんですけど、そこでMizunoeさんがハタと気づいて「もしや、あざらすぃゆずこさんですか!?」と握手をしてもらったんです。
    で、その後ステージに上がり、大阪大会優勝。
    つまり、“Overflow”優勝の裏にはあざらすぃゆずこアリ! と言えるわけですね。
    これさ、握手券、売れるやろ?
    あざらすぃゆずこ特製お守りとか作って、めっちゃ握りしめてもらったら、大会出場者の皆さん欲しいですよね? ね?
    マージンは10%でいかがでしょう?



    さて、明後日2月7日は福岡大会!
    江野本は明日から現地入りの予定です。
    会場に行かれる皆さん、楽しみましょうね!!!


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