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モンハンフェスタ’16東京大会を勝手にふり返る
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モンハンフェスタ’16東京大会を勝手にふり返る

2016-01-13 03:30
    こんばんは、“狩りぷれっくす”管理人の江野本ぎずもです。

    本日は1月12日の火曜日、高橋きのさんの『モンハン1年生』更新日なのですが、1月14日(木)発売の週刊ファミ通に掲載されるため、お休み。
    この場でタイトルだけお教えしますと、「局部、再び」となっております。
    いったいどんなハレンチ4コマ漫画になっているのか、ぜひ見届けてくださいね。


    さて、今回は1月10日(日)に開催されましたモンスターハンターフェスタ’16東京大会について、個人的に感じたことなどをつらつら書いてみたいと思います。

    まずは、会場で発表された新情報をおさらいー!

    “モンスターハンターフェスタ'16”東京大会で発表された新情報をまとめてお届け! 『MHX』コラボクエストの配信スケジュールなど(1/2)

    それからそれから、1日中行われていたステージの内容や、フェスタのメインイベントである狩王決定戦などの結果はこちら!

    『モンスターハンタークロス』幕張メッセでハンターたちが熱狂! “モンスターハンターフェスタ’16(東京大会)”リポート(1/3)

    江野本は朝から友だちといっしょに並んで入場し、お知り合いの方々が出場する狩王決定戦の予選を見守って、正午からは小谷梓さんと取材がてらに会場内を回っていました。
    どんな催しがあるかは、上記記事やモンスターハンターフェスタ’16公式サイトを見てもらえればわかるので割愛しますが、どこもすんごい人・人・人!
    ほんとは参加したいイベントや食べたいメニューなんかもたくさんあったんですけど、大行列の前に断念して、ちょっとずつ楽しんできました。
    そんな中から、個人的なオススメをご紹介しましょう。

    まずね、絶対買っとけなのが、オフィシャルパンフレットー!
    なんとこのパンフレット、巻末1/3くらい開発企画資料が掲載されてるんです。
    実際には『MHX』に反映されなかった企画スケッチも盛りだくさんで、見てるだけでめっちゃ楽しい!
    江野本もまだ隅から隅まで目を通したわけじゃないんですけど、新武器アイデアにはテンション上がりました。
    アレ、いつか実装してください!!!!
    4大メインをはじめとした新モンスターの設定資料も豊富で、ライゼクスに関する「○○に挑戦状たたきつける系」の記述にニヤリとしたり。
    あんまり書けないのがもどかしいんですが、『モンハン』の世界観が好きな方なら絶対買って損はないと思います。
    しかも、オフィシャルパンフレットは物販コーナーに並ばなくても、会場内にある“案内所”でも購入できるので、ほんとにオススメ!

    今回は長蛇の列を前に泣く泣く引き下がったのですが、別の会場で隙あらば参加したいなあと思っているのが、モンハン部集会所
    その名の通り、リアル集会所になっていて、参加するとあざらすぃゆずこさんのモンハン部特製ステッカーがもらえるんですって!
    もちろんそれも魅力なんですけど、江野本が注目したのは“レア素材コンプリート”という集会所の内容のほう。
    下位も含めてさまざまなモンスターのレア素材がずらりとリスト化されていて、参加者がゲットすると名前が掲出されるというシステムなんですが、じつはお昼過ぎに見たとき、下位モンスターのレア素材はすでに10個を超えていたのに、上位のクシャルダオラとオオナズチのレア素材は0個!
    リストに上がっているすべてのレア素材をひと通り集めて初めて“1コンプリート”となり、何コンプリートできたかが大抽選会のグッズにも反映されることになっていたので、もう気が気じゃなくって。
    こういう勝負事系の企画には前のめりになるタイプなので、クシャとナズっちゃんを高速周回できる人をモンハン部集会所に送り込もうかと思ったくらいです。
    最終的に4コンプリートという結果になったようですが、これが東京会場以外ではどうなるかわからない!
    ぜひみんなで力を合わせて、夢の10コンプリートを達成してほしいと思っております。
    もちろん江野本も、時間が許せば馳せ参じる所存!
    でも、素材の引きの悪さには定評があるので、足を引っ張ることになる気も……。
    ともあれ、各会場でどんな結末が待ち受けているのか楽しみです!


    そしてもちろん、モンスターハンターフェスタと言えば、公式大会である女子/親子ハンター日本一決定戦、狩王決定戦も見逃せません。
    すごいプレイの連続で、ただ観ているだけでもほんとに心からワクワク(ハラハラもな!)させられたけれど、今大会の見どころというか個人的なポイントはまた別のところにありました。
    この大会は誰でも参加することができ、誰でも平等に狩王(日本一)を目指せるものだけど、実際に予選を勝ち抜いて上位8チームに入り(女子、親子の場合は上位2チーム)、ステージ上で行われる地区大会決勝に進めるのはごくわずか、限られた人たちです。
    じつはこれまでの大会では、その限られた枠に過去の大会にも出場していた強豪たちがひしめき、ステージ上はほとんど顔見知りという状況でした。
    公表されるのはチーム名だけなので、同じふたり組でもチーム名を変えていたり、違う人とペアを組んでいたりして一般にはわかりにくいんですけどね。
    でもそれが、今回は女子、親子ともに優勝したチームは地区決勝に進むのが初めてというニューフェイス(上記記事内インタビューより)。
    狩王決定戦でも、ステージに上がった8チームのうち、常連さんは3チームだけだったように思います。
    その裏で、強豪の一角でありながら予選敗退してしまった友だちもいるので、個人的には複雑な気持ちなんですけど……でも、新しい風が吹こうとしているのかなと感慨深く見ていました。

    ちなみに、予選敗退したってことはただの実力不足で強豪とは言えないだろって思われる方もいらっしゃると思うんですが、予選を勝つってほんとに難しいことなんです(と、出場もしてない身分で恐縮ながら言ってみます)。
    予選で負けてしまった強豪チームは、予選を勝ち抜くだけでなく、地区大会決勝で上位に入り、全国決勝大会に行くための練習をしていたはずです。
    彼らにとっては、地区大会は通過点なんです。
    狩王決定戦、東京大会から全国決勝大会への切符は4枚。
    8チーム中4チームですから、そんなに厳しいわけでもないんですけど、そこは激戦区の東京大会です。
    予選クエストのホロロホルルで8位以内に入るために必要なタイムの予測と、安定してそのタイムを出すための練習、決勝クエストのディノバルドで4位以内に入るために必要なタイムの予測と、安定してそのタイムを出すための練習。
    ホロロだけずっと練習していればもっと速く、もっと安定させられたのかもしれないけど、全国に行くことを目的とする以上、そうはできない。
    きっと、予選敗退してしまった強豪チームたちは、そこのバランスが少ーしだけ狂ってしまったんじゃないのかな。
    ステージの上で披露するはずだったパフォーマンスを見せることもできない悔しさは、想像するに余りあります。
    女子も親子も含めて、新しい顔を見られたことはとってもうれしくてワクワクしたけれど、同時にきっと上がってくると思っていた強豪たちの顔を見られなかったことはさびしくて仕方ないです。
    きっとまた、壇上で素晴らしいプレイを見せてくれるって信じてもいるけどね!

    ただ、狩王決定戦に関して言えば、新しい風が吹いても大きくは揺るがず、やっぱり勝つところが勝つんだなあと感心もしました。
    東京大会で見事優勝したチーム“Unshakable”は、予選も1位通過の完全勝利。
    それだけでも強さが伝わると思うけど、このチームのキラさんは前回モンハンフェスタ’15で第3位だった“ここをキャンプ地とする”のおひとりですし、ジャンさんはモンハンフェスタ’09で全国準優勝したチーム“L.O.L”の方で、まさにザ・強豪チームなんです。
    ちなみに、ジャンさんはモンハンフェスタ’09のあとにインタビューさせていただいたことがあるんですが、全国決勝大会の決勝戦でなんと作戦を覚えておらず、相方さんに確認しながらプレイしたという逸話持ちで(『本日もただいま! 逆鱗日和』という本に詳しい)、大きな舞台でこそ何かやってくれそうな印象があります(超勝手なイメージだけど)。
    東京大会第2位だったチーム“G.T.R”も、予選を2位通過してそのまま全国大会進出を決めました。
    このチームに関しては、前回モンハンフェスタ’15の覇者“∞ -インフィニティ-”のふたりから冗談ながらに「次の狩王決まったよ!」と言われて、考えるまでもなく「へー。Georgeさんと呂布さんが組むの?」と聞いちゃったくらい、絶対的実力者どうしのペア。
    Georgeさんは前回モンハンフェスタ’15の東京大会で優勝したチーム“鈴天4G”のおひとり、呂布さんは前回モンハンフェスタ’15全国準優勝したチーム“打倒T”のおひとりです。
    もっとも狩王に近いと目されるおふたりなんですけど、ご本人たちが壇上でも言っていた通り、呂布さんは全国決勝の舞台で麻痺投げナイフを外した経歴の持ち主。
    今回も闘技場で華々しく散って1オチを決めてましたが、決勝大会では何を見せてくれるのやら、期待が高まりますね。
    東京大会第3位は、チーム“*蒼キング*”
    先ほど常連チームは3チームだった、と言いましたが、ここまでの3チームがまさにそれです。
    “*蒼キング*”は、ファミ通.comのインタビューでも語られている通り、前回モンハンフェスタ’15で決勝大会当日予選を1位通過した強豪チーム。
    *NAOKing*さんは、2012年に行われた『MH3(トライ)G』の大会、モンハン部カップで優勝したチーム“アスタリスク”のおひとりでもあります。
    この方はユニークな作戦を立てることでも知られていて、全国へと駒を進めたほかの3チームが大剣×操虫棍を使っていたのに対して、“*蒼キング*”だけが大剣×スラッシュアックスで挑んでいたんですよね。
    決勝大会ではどんなプレイが見られるのか、楽しみです。
    そして、個人的にいちばん応援したいのが、東京大会第4位のチーム“蒼”
    インタビューを読んでビックリ、モンハンフェスタ初参戦で決勝進出を決めたんですって!
    ここまでさんざん書いてきた通り、過去大会の実績を持つ人たちは本当に強いです。
    ノウハウを持っているのはもちろんのこと、強豪どうしの横のつながりでタイムや武器構成、作戦を情報共有していたりもするので、圧倒的に有利なんですよね(このへんの詳しいことは∞ -インフィニティ-のインタビュー参照。チーム“蒼”を含めて、4チームがどんなグループに属しているのかはわかりません)。
    そんな中で、チーム“蒼”はどこまでやれるのか?
    決勝大会での活躍を心から期待してます。

    狩りぷれっくすを見てくださっている皆さんが、どれくらい狩王決定戦に興味があるかわからないんですけども、江野本個人としてはもっともっと広まってほしいなあと願ってます。
    プレイヤーとしてはタイムアタックなんて無理無理!という方もいらっしゃると思うけど、スポーツが不得意だってスポーツ観戦は楽しめるでしょ?
    自分には想像もつかないような作戦に驚くほど精密なプレイ、さらには一発勝負の大会ならではの駆け引きやドラマ、選手の皆さんの人間性まで垣間見られて、スポーツ観戦と同じ感動を味わえると思います。
    今回のフェスタでは会場に足を運ばなくても、Twitchのライブ配信で観戦することもできるので(それでも生をオススメしますけど!)、興味を持たれた方はぜひいっしょに大会を見守り、盛り上げていきましょー!

    ひとまず、東京大会に参加されていたすべての皆さま、本当にお疲れ様でした!
    次回、1月31日に行われる大阪大会ではどんなチームが予選を勝ち抜き、全国への切符を手にするのか、いまからワクワクが止まりません!!


    というところで、今回は筆を置きたいと思います。
    ずいぶんと好き勝手に書かせていただいてしまったので、過去実績にミスがあったりニュアンスが違っていたりしたら、コメントでもTwitterのほうでもかまいませんのでご指摘ください。
    修正でも追記でもしますので。

    それでは、また明日ー!

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