皆さんは
コンビニの店員にナンパされたことはあるだろうか?
何度かどこかで語ったことのあるお話もあるかもしれませんが
初聞きのていでシクヨロ!
『史上最狂で最低のコンビニ』
に、行くまえに
僕の上京物語は、実はとても軟弱なコースで
チバシティの団地で生まれ育つ
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訳あって両親だけ小岩の一軒家(社宅)に引っ越すことになる
幼い頃から歌手になると決めていた僕は
『東京都』である小岩にどうしてもついていきたい!
小岩から、千葉駅のさらに田舎にあった高校に通うならとゆう条件で
両親と一緒に小岩に引っ越すことが許可される
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両親との約束をしれ~っと破り
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ほんとにいっさい悩まず退学届けを提出
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母は泣き、父は怒り、
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結果的に父に怒られて僕が泣いた(笑)
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「働きながらバンドをやっていきたいんだ!」と力説
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「バカなこと言ってんじゃねぇぞ!」と、なぜか
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自衛隊に入れられそうになる
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「お父さん! それだけはかんべんしてください!」と頼み込む
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「もう辞めちまったもんはしょうがねぇ、とっとと働け!」
と、ゆうような感じでなんとか両親との和解は成立したような?
気がする
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早速『フロムエー』を買ってきてバイト探す
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せっかく東京で働けるんだからと芸能人が来そうなとこばかり探す
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実家なので時給にこだわりはない
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気に入ったバイトがない
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実は退学届けを出す前に、四谷のサンミュージックのとなりの喫茶店の面接を受けていた
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このとき、『小岩』が『千葉県市川』の隣駅で、『ギリ東京』なことを知る
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小岩~四谷間はなかなか遠い
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しかし! 夢と希望に満ち溢れていた僕には通勤など苦にならない
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面接
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「高校生活は人生で一番楽しい時だ! 後悔するぞ !辞めるのやめろ!」と
マスターにさとされる
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「でも、どうしてもうちで働きたいなら、ちゃんと辞めてから来い! でも辞めるな!」
とも言ってくれた
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今のところ高校を辞めて後悔したことは1度もない。
『入学金もったいなかったな』
とは何度も思った。
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いま思えば、かなり良心的なマスターだったな
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たしか12月1日、退学届け提出
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といっても2学期ほとんど行ってない
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「辞めました」とマスターに電話するのがどうも恥ずかしい
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他にもいいとこないか?とバイト探しは続く
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ない
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年末になろうかとゆうころ、意を決してマスターに電話
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「お前ほんとに辞めたのか! しょうがねぇ奴だな……。とりあえず1回来い!」
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行く
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年明けから働けることになった!
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年明けて初出勤
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初めての本格的なバイト
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学生の片手間ではない本格的なバイト
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喫茶店の昼のピークは戦場だ
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作者の心の赴くままに行く先が変わるこの連載。ツアー中であろうと毎回落とすことなく更新されていて凄いです。
たのしみにしてます!
ツアーお疲れ様です。