【ライヴレポート】 Dacco（エアロビクスコンサート）／2014.02.23＠初台DOOR'S

Dacco

はじめに……

初のエアコン（エアロビクスコンサート）が開催されたのは昨年11月10日のこと。
ステージと客席の全員が軽快にステップを踏む様子はとても新鮮に映った。
いつもユニークな発想で皆を楽しませてくれるDacco、さすがである。

そして！
今回は“初級者コース”“初中級者コース”に分けて、
なんと前回を超える１日４公演というアイドルなみのスケジュールではないか！

「初中級者コースは少し難しいかも……」という情報を入手したフールズメイトは、
その様子を探るべく、20：00の部（第４回）に潜入した。

ステージに掲げられた手作りのステップガイド。

さて、この日のYURAサマ先生。

なんと、
世界73カ国で通用するAFAA認定インストラクターの資格を取得しております！

※AFAAとは「AEROBICS and FITNESS ASSOCIATION of AMERICA」の略。

1983年にアメリカ・ロスアンゼルスに設立された、
世界最大のフィットネスインストラクター教育団体。

物販ブースでは、こんなに愉快なＴシャツも販売していました。

これを着れば、思わずエクササイズしたくなること間違いなし！
背中を見た人も巻き込んで、皆で“Let's Dancing♪”

では、以下レポートをお楽しみください。
今回も写真をたくさん掲載いたします。

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エアロビクスコンサート『Let's Dancing♪　初中級編』
2014.02.23　初台DOOR'S

【SET LIST】
 1. スナイパー物語
 2. Rainbow
 3. FLY
 4. ダッコデ・アミーゴ
 5. フレッシュ＆エナジー
 6. サンシャイン
 7. エキセントリック


YURAサマ
　

　






Lida
　

　

　

















（文＝袖山綾子／撮影＝森田真理）


　試行錯誤の初公演（昨年11月）を経て、インストラクターのYURAサマ先生が様々な点を改良＆パワーアップさせてきたエアコン（エアロビクスコンサート）。２回目の今日は東京公演（驚きの１日４公演）の最後の部、初中級者コースを体験したのだが、昨年の初級者コースでも結構キツかったので、やる前からついていける気が全くなかったのである（苦笑）。
　初公演の時に学んだ基本的な動きをおさらいしながら、YURAサマが優しくお手本を見せる形で「スナイパー物語」でウォーミングアップ。この後から複雑な組み合わせやジャンプなどが加わってくるが、「難度が上がるというよりはしんどさが増すのが初中級コース」なのだとか。その言葉どおり、次の「Rainbow」からは基本ステップの合間にジャンプを交ぜてくるので、一気に汗をかくこととなった。まだなんとかついていけている……と思ったのもつかの間、続く「FLY」に入るとステップの種類が増え、それが切り替わる間隔が短くなり、だんだん動きが遅れ頭の中が混乱していき、私は途中で休みを何度も入れるようになってしまった（無念!!）。みんなが一汗かいたところで挟んだMCでは、「利き手が左のYURAサマは利き足も左なのか？」というLidaの素朴な質問から「箸とペンだけが左利きで黒板などに書く時は右手。ただ、ダーツと卓球だけはどっちの手でやってもしっくりこない」などと話が広がっていき、まったりとした空気に包まれる。ちなみにYURAサマの利き足は右。「教える側だから、みんなと逆の足からステップが入ることになるけど、自分が生徒の時は今のみんなと同じ足から入っていた。だから自分でも混乱してしまうことがある。インストラクターの時とDaccoの曲の振り付けを考える時ではまた違うから難しい」と真面目な話も交えて後半戦へ。「ダッコデ・アミーゴ」は、これまで学んできたマンボ＆サイドマンボ、グレープパイン、Ｖステップ＆Ａステップ、レッグカール、BOXステップなどフルに盛り込んではいるものの、スピード感が抑えられた心地よい曲調のせいか混乱もなく踊れた。……が、「フレッシュ＆エナジー」でテンポが速くなると、同じような内容なのにもうアウト！　ノッてるYURAサマはターンまで入れ、ステップを刻む歩数や間隔を変えて、しんどさだけでなくしっかり難度も上げてきた。最後は「サンシャイン」で改めて動きを体に染み込ませて総まとめとする。