(インタヴュー・構成=山口哲生)
──今年1発目のシングル「ばいばい」をリリースされますが……作ってしまいましたね、名バラードを。
featuring16(以下:16):はい!
マジョリカマジョルカまじかる☆ひもり(以下:ひもり):名曲です!
──今回のテーマが“出会い、別れ、旅立ち”ということで、曲を作ったのはひもりさん。
ひもり:この曲は、私がまだ高校生の頃に作ったフレーズがあって。イントロのギターがそうなんですけど、今回のイメージに合うし、そのまま曲にしてみました。これをいつか出したいと思っていたので。
──元ネタはかなり前からあったんですね。
16:まだ充実してた頃からね。
ひもり:いや、今のほうが充実してます。
16:まだ夢も希望もあった頃。
ひもり:夢も希望も当時はありました。だから、8年かけて熟成させた名フレーズが名曲に生まれ変わりました。
──じゃあ、そのフレーズの雰囲気からバラードにしようと。
ひもり:そうです。自動的。オートバラードです。
16:車バラードみたい。
──オートバックス的な(笑)。じゃあ、バラードでいこうっていう話し合いとかはなく。
16:必然的にその流れというか。卒業、さよなら系はバラードみたいなところだったので。
ひもり:オートバラードだからね。
16:イッツ・オートマティック。
──宇多田ヒカル的な感じでしたけど、あっつさんはバラードをやるっていうことに関してはどうでした?
あっつtheデストロイ(以下:あっつ):楽しみでしたよ。今までも「クリスマスおわっちゃった」とかありましたけど、それとはまた違う面が出せたっていうか。こういうのもアリかなって。
ルーベラ・木村カエレ(以下:キム):これは名曲ですね。パワー溢れるバラードっていう感じで。カップリング含めてそうなんですけど、個人的には感情溢れるドラムも叩けたし、ピアノを弾いたりいろいろできたので、最高だなって。
──水月さんはどうです?
ブッシュドノエル・水月アリッサ(以下:水月):すばらしいの一言に尽きますよ。
ひもり:ベタボメだなぁ、みんな。
水月:ただ、メインタイトルだけど、ライヴでやれるのかな?って。今までもバラードはワンマンでしかやってこなかったんで、そこは残念です。
──完全にやらない流れですね、これは。
一同:(笑)
――16さんはそのテーマがあったうえで、歌詞はどういうものにしようと?
16:主人公が高校生なんですけど、仲の良い友達と文化祭の舞台に立って、“お前らおもしれえな!”っていう評価を受けて、「よし、俺達は舞台の道で成功しよう!」と誓い合うんですよ。で、その後も学校内の舞台に立ったりして、「卒業したら東京に行って、俺ら天下獲ろうぜ!」って。でも、卒業式の日に「ゴメン、俺やっぱ行けないや」「なんでだよ! 行こうよ!」「無理だよ。だって俺、家の仕事継がなきゃ。実家のシラス工場を継がなきゃいけないんだよ」って。
──シラスなんだ(笑)。
16:例えばですけどね。で、“なんだよ、うまくいかねぇなぁ”みたいな歌詞ですね。
ひもり:なんでそういう歌詞にしたんですか?
16:卒業っていうテーマで「サヨナラ」って言ったり、「楽しかったね」「夢があるね」「希望が」「羽根が」っていうのはよくある表現だから、それは他の方々にやっていただければと。私達はそこには叶わないと思ったので、じゃあオリジナリティを出すとしたらどんなストーリーがあるかな?と考えて、この歌詞にしました。
──なるほど。
16:青春っぽくしたかったんですよ。青臭い感じというか。みんなそういう幻想を抱いたことがあるんじゃないのかな?っていうところで、共感を生むというか。“分かる!”とは思われないかもしれないけど、“あぁ、そういうのあるよね”って感じてもらえればいいなと思ったんですけど、パッと聴きで理解するのは難しかったり、説明が足りなかったかなって。ここで答えを言っちゃえば、“ああ、なるほどね”ってなるとは思うんですけど、自分なりの解釈で楽しんでもらえればいいかなって。ちなみにですけど、この曲、初めて歌詞を見て聴いたりして、どんなストーリーなのか分かりました?
──俺は受験に失敗しちゃった子の話なのかなと思ってました。
16:あぁ~! たしかにそれも当てはまりますね。「同じ大学に行こうぜ!」みたいな。「マラソン大会、一緒に走ろうぜ!」「お前先にゴールするのかよ!?」みたいな。
──後半は違いますけどね(笑)。でもなんか、辛かったり悲しかったりする思い出が良い思い出に変わるまでって、けっこう時間がかかるじゃないですか。その期間の葛藤を描いているのが16さんらしいなって。
16:たしかに、良い思い出になる手前の、いちばん嫌な気持ちの時の部分を書いてますね。言われて気づきました(笑)。結果的にそうなってたっていうか。
──それと、バラードになると登場人物を救ってあげたくなるのかなって。
16:あぁ。ハッピーエンドにしたかったんですよ。最後に石を蹴って、誰かの足に当たって止まったのが、私なりには友達が家の前にいて、「やっぱり一緒にやろうぜ!」っていう。だから受験の場合で言えば、友達が慰めにやってきたみたいになるだろうし……あ、いろんな解釈ありますね! よかった!
一同:(笑)
16:ちょっと不安だったんですよ。
──でも、先ほど「説明が足りない」っておっしゃいましたけど、説明しないことによって話に奥行きが出たり、いろいろ想像できるから良いと思いますよ。
16:そうなって結果オーライでした!
──了解です(笑)。MVも拝見しましたけど、今回はあんまりふざけてはいない感じですね。
16:そうですね。みんなマジメに演技してました。渡辺謙さんかと思うぐらい。
あっつ:おもしろかったですよ、撮影も。
16:あったまはストーカーだったもんね、橋の上から見てて。橋の上から仲間になりたそうにこっちを見ているっていう。
一同:(笑)
ひもり:仲間にしますか?って。
──完全にドラクエみたいになってますけど(笑)。
あっつ:まだフルで見てないのでどういう感じになってるか分からないですけど、撮影した感じでは、MVとしてもおもしろい作品になってるんじゃないかなって思いますね。
キム:自分もまだフルでは見てないですけど、ショートヴァージョンを見た時に、あっつさんのシーンが出てきて。
16:仲間になりたそうにこっちを見ているやつね。
キム:みんな真剣なんですけど、結果的にちょっとギャグっぽくなっちゃってた。
一同:(爆笑)
16:ニヤニヤしちゃってるからね。
キム:微笑んでるはずなんですけど、ニタニタしてるっていう。
一同:(笑)
キム:あと、役者さんもいっぱい出ていて、歌詞の内容と具体的なシーンは違うんですけど、ああいう解釈もあるんだなって思いました。
水月:自分もまだ見れてないんですけど、スポットでは俺とひもり君が出てないんですよ。演奏シーンは映ってますけど、演技した部分がどういうふうになってるのかなって。
16:使われなかったっていう可能性もあるよ?
一同:(笑)
16:オンエアカット。
水月:あのシーンしかなかったから、今回全カットになっちゃいますよ(苦笑)。
──フルで拝見しましたけど、ちゃんと映ってました(笑)。
水月:良かった~!
──映ってなかったら問題です(笑)。ひもりさんは?
ひもり:楽曲のイメージが晴れだったので、晴れて良かったのがまずひとつ。あとは芝居のシーンが、2:2:1だったのがなんでかな?って。
一同:(笑)
ひもり:なんでヴォーカルのやつが1人なのか? 1:1:1:1:1じゃダメなのか?っていうのは、正直ありましたね。
16:「バンド麺」の後から演技の練習してるからね。
ひもり:そうですよ! そこからの「バーニング俺ファイヤー」を経て、とんでもない演技をしようかなと思ってたけど、出番が1~2分で終わっちゃったんで。
16:でも、役者さんよりもひもり君のほうが良い演技できたんじゃないかと思うよ?
ひもり:まぁまぁまぁ。
16:あのセリフ、久しぶりにちょっと言ってください。
ひもり:(姿勢を正して)……「お、おい……それはやりすぎだろ!」。
一同:(爆笑)
ひもり:ちょっと忘れちゃってましたね。
16:このように成長しているので。
──次回作を楽しみにしておきますね(笑)。
ひもり:はい。次は主役で!
──16さんは?
16:私はいちばん最後だったから、3時間ぐらい待たされて、結局1分で終わるっていう。しかも、「こういうのやりたいです」「OKです!それでいきましょう!」って。
ひもり:なんでもよかったんじゃない?
一同:(笑)
16:あと、私が「お前らやるな~」みたいにやってるところは、柳沢慎吾さんをイメージして演技しました。
──あぁ(笑)、「良い夢見ろよ!」的な。
16:そうですそうです。「良い夢見ろよ! 日野デュトロで良い夢見ろよ!」っていう。
──はははははは(笑)。で、今回は3パターンで、A盤、K盤、B盤としてリリースされると。で、A盤に収録されるのが、キムさん作曲の「ありがとう筋肉」。この曲、バックだけ聴いてると、それこそ卒業式で歌うようなイメージがありましたけど。
【A盤】
CD 2tracks+DVD(2枚組仕様)
〈CD〉M-1. ばいばい M-2. ありがとう筋肉
〈DVD〉「ばいばい」MUSIC VIDEO
¥1,700+税
キム:そうなんです。そのつもりで最初は作ってたんです。実はこれも、昔作った曲のリバイバルみたいな感じなんですよ。まさに卒業とかをイメージして作ったやつで、これをキッカケに作り直したんですけど。イメージとしては合唱曲だったんですよ。
──そのイメージありますね。
キム:ですよね? どう聴いてもそうだと思うんです。で、例えばこんな感じっていうので、メロディも入れてたんです。ソプラノ、アルト、テナー、バスって。で、帰ってきたデモがこれだったんです。
──はははははは!(笑)
キム:これと一緒に、一応ちゃんとしたヴァージョンも来てたんですけど、閣下から「壊していいですか?」って。
──壊したものがこれだったんですか?
キム:壊してないです。再構築でした。
一同:(爆笑)
──壊す/壊さない以前の話だと(笑)。
キム:だから最初は悩みました。ちゃんとしたヴァージョンも来てるからこそ悩みました。もはやメインテーマにするぐらいの勢いで自分としては作っていたんですけど……もう、今回のことで作曲辞めようかなって思ったぐらいで。
一同:(大爆笑)
──ついにこの日が!(爆笑)
キム:でも、聴いているうちにこっちのほうが良いんじゃないかなって。だから良い意味で、本当に裏切られた曲です。こういう曲になるとは思ってなかったんだけど、こうできるんだって。こういう作り方もあるんだっていう。さすがだなって。
ひもり:めっちゃポジティヴ(笑)。
──でも、なんで筋肉だったんですか?
16:すごい迷ったんですよ。もともと、合唱曲みたいなものにしようっていうのも分かっていて。それで歌詞を「今までありがとう」とか「翼を広げて」みたいなのを乗せたやつを、1番だけ作ってみたんです。で、聴いてみたら、こういうのはもうあるよなぁって。それでもっとオリジナリティを出せないかな、歌詞なのかな、メロディなのかな、う~ん……って悩んでた時に、そういえば俺のやりたいことってなんだっけ?って考えて、あ、筋肉の曲を書きたいっていうのを思い出して。じゃあ筋肉だったら何がいいかなって考えた時に、その時に「あーーー!」っていう。で、上腕二頭筋……ピッタリくる! もうこれしかない!って。
──閃いてしまったと(笑)。
16:あと、空白の部分もあったんで、そこはきっとアカペラなんだろうなと。で、筋肉の歌をやるんだったら「きれてるきれてる!」っていうのは絶対やらなきゃいけないと思って。そしたらそこにピッタリハマるじゃないかなと。
──俺、それがやりたいばっかりに作ったんだと思ってました。
16:そこはもともとやりたかったです。でも、実際のボディビルの人は「あーーー!」って叫ばないと思うんですけどね、大会の時は。訓練してる時は叫ぶでしょうけど。久しぶりにすべてがうまく噛み合った作品ですね。
──今ね、16さんの説明を聞きながら、キムさんがずっと笑ってたんですよ。
キム:何ひとつ僕の意図に合ってないです。
一同:(爆笑)
──ですよね(笑)。でも、ライヴでは盛り上がると思いますよ。
16:そこはどうやって見せるか?っていうところですね。そのために、ツアーではみんなで筋トレしようって。己龍の(遠海)准司さんに筋トレグッズを紹介してもらったので、木村とあったまはそれを購入しました。ありがとう准司さん。ありがとう筋肉。ありがとう、いい薬です。
──太田胃散(笑)。あっつさん、トレーニングのほうはどうですか?
ひもり:何のインタヴューだ、これ。
一同:(笑)
あっつ:けっこう良い感じでキれてますよ(笑)。ツアー中も持っていこうと思ってるんですけど、ツアーを通して良い感じに仕上げられればなって。あと、曲を聴きながら筋トレすると、この曲が頭に流れてくるんですよ(笑)。
──たしかに(笑)、身体を動かしたら自然と頭に流れてきそうな気がしますね。
キム:准司さんに教えてもらったやつが、棒をフン!って曲げるやつなんですけど、自然と「ああーーー!」って言ってるんですよ。間違ってないんだなって。
──そんな人間の肉体を見事に表現した1曲だと。
16:人間の摂理に迫る1曲です。
──ははははは(笑)。
あっつ:良い意味でテンションあがりますね。だから手に取ってくれた方は、是非聴きながら筋トレしてほしいです。
水月:俺、家で初めて聴いたんですけど、「あーーー!」って聴こえた瞬間に腹抱えて笑いましたね。
──たしかに、俺も最初に聴いた時、何をやり始めたんだろうって思いました(笑)。ひもりさんはライヴで何しましょうか?
ひもり:何しようかなぁ……。やることが特にないからなぁ……。
一同:(笑)
ひもり:でも、スルメ曲だとは思いますね。音楽的にすごく良い曲だし、歌詞の内容もおもしろいし、そのミスマッチ具合が良いなと。ファーストインパクトからヘビーローテーションになるまでの過程はちょっとかかるかもしれないし、ファーストインパクトで終わる可能性もあるんですけど、スルメ曲だっていうことは間違いないですね。
──長い期間を超えた分、すごい中毒性が生まれそうな気がしますね。
16:あと、中学校とか高校のお昼の放送で流すための意図で作ったところもあります。
──牛乳とか飲んでたら確実に吹き出しそうですけど(笑)。
16:それをキッカケに「あの曲ってなんなの?」みたいな。今まで地味だった腐女子の放送委員の人が「実はこういうCDで……」っていうのでクラス中に広まって、私達の名前も広まるみたいな。そこを想定してます。
──いわゆるバイラルマーケティング的なやつですね。で、K盤には「un cottonman“A”」が収録されると。まぁ、「×××止まんねえ」っていう×××シリーズの曲なわけですけど(笑)。こういうガレージロック的な曲調って、Jin-Machineの中ではなかったですね。
【K盤】
CD 2tracks+DVD(2枚組仕様)
〈CD〉M-1. ばいばい M-2. un cottonman“A”
〈DVD〉「ばいばい」MV OFF SHOT
¥1,700+税
ひもり:なかったですね。もともと俺が得意としてるジャンルなんですよ。
16:汚いやつね。
ひもり:汚い音の汚いロックで、かつ、キャッチーでポップで展開があるっていう。
16:汚いジャンルね。汚い人間が作る汚いジャンル!
ひもり:しかも×××。
一同:(爆笑)
16:もともと、メインというか、ど頭に出てくるフレーズは、去年の夏の段階で決まってんですよ。ひも野郎発信で、「バーニング俺ファイヤー」のMVを撮ってた時に、「このタイトルで即興で曲を作ってください」っていう遊びをしていて。その時に「じゃあ次、タイトルは『×××とまんねぇ』です、どうぞ」って言ったら、“ジャジャジャジャーン ×××とまんねぇ♪”って言ったんで、これは絶対に形にしたいと思って。
ひもり:3秒かからなかったからね。
一同:(笑)
──あとは、歌詞の言葉遣いが珍しいなって思ったんですよ。それこそロックバンドっぽいなって。
16:率直に汚いことばかり言うのがロックなのかもしれないですけど、せっかくなので何か言いたいことを乗せたいし、ロックっぽいことを言いたいぞって思ったので、×××とまんねぇっていうのは、あくまでも代替の表現であって。実際は“吐き出してしまえ!”っていう意味を持って作りました。
──それもあって、ケツを蹴る感じもありますね。「さよならアキラメロン」とはまた違うベクトルのケツ蹴りソングかなって。
16:でもまぁ、自分のことを書いてる感じですけどね。こういうふうにできるようにならなきゃダメだよなっていうところ。私は弱気になりがちなので。舞台上ではワーワー勢いで言えるけど、実際は言えないことのほうが多いので。反面教師的な感じではあります。できないんでしょうけどね、実際は。ただ、そうなったらいいなっていうところです。
──自身の願望でもあると。あっつさんはこの曲はどうですか?
あっつ:この曲を普通のヴィジュアル系イベントでやりたいです。お客さんはきっとポカーンとするんでしょうけど。出演者の方には笑ってもらえると思うんですけど、でもやりたいっていうところはあります。
──水月さんはこの曲どうです?
水月:いやまぁ……下品、ですよね。
──下品(笑)。
水月:あとは自分がよく言ってる「シャーッ!」っていうのを入れてもらったりしていて。サビでコーラスもしてるんですけど、超気合いを入れて、×××が出そうになるぐらいの出し方で大きい声出しましたね。
──ははははは(笑)。キムさんは?
キム:分かりやすくてメッセージ性もあるし、俺自身もドラムとしては得意分野です。荒々しいのが好きなので。これはぶつけるような演奏ができたかなと思ってますね。
──勢いで突っ走ってますからね。で、B盤の「モーニングレディオ外伝」は、トークを収録してるってこと?
【B盤】
CD 1track only
〈CD〉M-1. ばいばい
ボーナストラック Jin-Machineのモーニングレディオ外伝
¥777+税
※ジャケット・歌詞カードなし
16:そうですね。CDの使える時間を丸々使おうと思ったんですよ。
──っていうことは、めちゃくちゃ長いですよね?
16:はい、69分入ってます。だから寝る時にちょうどいいかもしれないですね。ひとりで今日寂しいなっていう時にかけて寝るとちょうどいいかも。あと、「suffer」のネタバラシが入ってます。俺らも忘れてたんですけど、そういえば言ってなかったよねってことで。
(Part.2につづく)
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