いつか剣と魔法の世界に転移することを夢見て早14年、YAMATOです。

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現在進行形です。
どうやらこの病はまだ暫く治りそうにありません。


思えば幼少の頃に
「波動拳を体得し、世界に名だたるストリートファイターになる」
という目標を掲げたことがありました。
波動拳を使うあの人は、少年の心を鮮やかに奪い去っていきました。
それからというもの、学校から帰ってきては座禅、夕飯の後は波動拳の型を繰り返すという
意味不明な修行を繰り返す毎日。

そんなことを一ヶ月ほど続けていたある日、やまと少年は閃きました。
どんな達人にも師匠がいる!
かの波紋の人も、かめはめ波の人も、波動拳のあの人も!
そしてすぐに少林寺拳法の門を叩きました。
この時小学一年生。

波動もとい少林寺の修行は厳しいながら順調に進み、
門下生の友達も増えてきたある日のこと、
組み手でよくペアになる遠藤くん(仮)がやまと少年に向かって衝撃の一言を放ちました。

「スト2ごっこやろうぜ! 俺リュウ! お前ザンギエフな!」

ザンギエフといえばモヒカン、髭もじゃで赤いパンツ一丁のプロレスラー。
ザンギエフさんには申し訳ないのだが、
子供心に恐怖はあれどちょっと憧れは抱きにくいキャラ。
俺は赤きサイクロンにはなりたくてここに来たのではない。
怒りでザンギエフのパンツのように顔が真っ赤になっていくのを感じながら問いました。
何故俺がザンギエフなのか?と。
すると遠藤くんは朗らかに言いました。

「だってお前、デブじゃん!」