大分暖かくなってきました。どうやら来週1週間は最高気温9℃、最低は0℃と、春っぽい気温になりそうです。まだ終わってはいないですが、今年は本当に暖冬でしたね。この暖冬がどれくらい馬に影響を及ぼすのか、2年後の競走成績が今から楽しみではあります。とはいえ、暖冬だからといって、特に飼養管理が変わるわけでもないのですがね。空胎馬の馬着を着せる機会が少なかったなあという印象くらいです。体重増減も例年と比べて、そこまで変化がないとは思うのだが、これについては次回調べてみます。

さて、昨日の地区懇談会(地区コン)。セリや獣医師不足の話題になりましたが、それよりも、参加者がめちゃくちゃ少ないのが気になりますね。組合に意見や質問ができる年に一回の機会なのに、もったいない。まあ現状、市場は調子いいですし、不満はあまりないのかも。藤沢が牧場に帰ってきた15年前の地区コンはみんなも意見を言いますし、もっと沢山の人が集まっていたような記憶。ただ、当時は現在の地区コン→振興会総会ではなく、総会→地区コンの順に行っていました。これだと、地区コンがヒートアップしすぎて、そのあとの催しがどんどん押されていくという悪循環に。そこで順番を入れ替えたんですよ。1630開始で地区コンを始めれば、時間が早すぎて参加者が少なくなりますしね。そうすれば、物理的に組合へ意見を言う人も少なくなるという。よくできてる。

話を戻しますが、セリに関しては昨日のブロマガに記載した通りです。獣医師不足に関しては今年も2名採用予定らしい。国試の結果次第ではありますが、なんとか入社してほしいですね。まあどこもかしこも人手不足ですし、獣医も全然足りていません。行政が地元の優秀な若い子に投資して、大学まで行かせて、卒業後は地元で働いてもらうといった事業をしないとなかなか来ないでしょうね。ただ、医者不足解決に向けて、地域枠を設けた大学へ地域枠を利用した合格者が0だったというニュースをみると、それも難しんだろうなと感じています。地元で働くことを条件に修学資金の返済を免除する制度に違約金を設けるのは違法として訴えた人もいるとかなんとか。制度を悪用して、最終的にはトンズラされそうだから現実的ではないかもしれません。

やはり金で他所から引き抜いてくるしかない。
ノムさんが言っていた、「エースと4番は他所から連れてくるもの。育てるものではない」



おわり