村上福之ブロマガ「ソーシャルとスマホと俺様」
頭悪い人ほど、頭使うから世の中ややこしいよね。
いや、ぼくも、頭いいほうじゃないですよ。正直。頭悪いよ。すごい悪い。
けど、もっと頭悪い人もいるなーって思うことがある。
頭悪い人ほど、頭使うから世の中ややこしいよね。
特にオッサンで、無駄に身分のある人が頭悪い人が、アホな独自アイデアをポンスカ出すから、若い人の仕事の足を引っ張るよね。
プログラマな思考体系の人って、車輪の再発明を避けて、できる限り自分が頭を使う所を減らすじゃないですか。ブログでぐぐったり、githubでさがしたり、自分で頭使って実装しないでもAPIでそういうのが無いかすごい調べるクセがついているじゃないですか。オープンソースのライブラリを見つけても、すぐ使わないで、ドキュメントがあるか、過去に使っている案件がどれだけ安定しているか調べるじゃないですか。そんなわけで、日常の業務でも、できる限り、頭を使わないように、手間ひまかからないように考えるじゃないですか。他社でいい前例があれば参考にするし、徹底的に同様の事例がないか調べるし、外部のサービスがあって安ければそれを使うし、時流を読んで、今の流れの仕組みをコピーして、その上に資産を形成して堅実に結果を出す思考方法が身に付いている人は多いと思う。
実は、経営戦略やマーケティング戦略の70〜95%くらいは、他社や他業種の成功事例をコピーして、残りの5〜30%に軽く手を加えた程度のアイデアがいちばんヒットするし、ステークホルダーから見ても突飛でないので、理解しやすいし、ついていきやすい。独自で突飛なことの割合が高くなればなるほど、ステークホルダーの反発が大きくなり、リスクとコストが面倒くさい。
今回の本でも表紙投票やSpecial Thanksで予約が伸びました。皆さん、本当にありがとうございました。どちらも、過去で他の業種でよくある事例をパクって、手を加えたものなのはご存知の通りです。ただし、ビジネス本の出版ではあまり使われない手法なので、他社出版社から、非常に驚きのご意見は頂いてます。
逆に、頭悪い人ほど調べるクセがついてないし、昨今の成功例を参考にしないし、世の中のトレンドをよまない。変に頭をつかって、トンデモアイデアを出して、若い人を混乱させる。それが運の悪いことに、オッサンで身分がある人だったりすると本当にややこしい。なんとかならないのか。
そんなことを考えながら、「ソーシャルもうええねん」という本を書いてます。
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