学生の自殺者が1000人を超えてネットで話題になりました。しかし、自殺統計を読むと、日本で自殺者が多い問題の原因は若者の生きづらさではないと思ってます。ぼくが自殺統計を読んだ限り、思った僕の推測は以下の通りです。
- 日本の自殺は30-60代の無職のオッサンが大多数
- 女性は比較的自殺しない
- 学生の自殺は2-3%くらいで、チョコボールの銀のエンゼルより少ない。
(こんなに豊かな国で学生の自殺が2-3%でも多いとは思うので、それはそれで問題だと思ってます。)
具体的に自殺統計を見るとこんな感じです。統計的にオッサンばっかりです。
(1)自殺者の7割が男性(おい!)。(2)自殺者の7割が40歳以上。50代が中心。つぎは60代。
(3)自殺者の6割が無職
結論から言うと、就職に困ったヤンデレ女子大生の自殺はSRレアです。
若者が年間1000人で自殺するのとその15倍以上のオッサンが自殺しているのは、どっちが問題なんだろう?たぶん、メディア受けを考えるなら、前者です。前者を取り上げたほうが、社会批判が大好きなオッサンが「ケシカラン!!」というからです。そして、実際、自殺するのはオッサンです。もしかすると、このブログの読者層の近い将来かもしれません。
そして、50代がいちばん多いです。たしかに、自殺しようとしている独身50代鬱病童貞職歴ゼロ加齢臭MAXのオッサンに「生きてれば、いいことあるよ!」と言っても、「ねえよ!」と返されそうですし、残念ながら、ぼくも次の言葉が見つかりません。
ちなみに、統計を見る限り、無職の次に、よく自殺するのが、自営業だそうです。フリーの皆さんはメンタルに気をつけましょう。
この自殺統計を見ると日本に自殺が多い理由は、就職がどうのではないように思います。統計的に異常にオッサンに偏っています。自殺原因の統計も載っているので、それを見る限り、原因は健康問題や経済的な理由が多いように見えます。
ぼく個人の感想ですが、日本に自殺が多い本当の理由は、オッサンの居場所も仕事も無いことだと思ってます。若者が生きづらいとかそんなのは関係ないです。それより、無職のオッサンが生きづらいのです。
まぁ、そのうち、自分も気が狂って、そうなるんだろうな、と思ってます。