日本アニメが中国で続々と公開されている。
日本でも大ヒットを記録し、高い評価を得た『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』が2月18日から中国で公開された。今回は小規模の限定上映ではなく“一般公開”されたようだ。
公開三日間で6165万人民元を記録し、最終的には1億317万人民元にまで到達した。日本円では約17億円となる数字だ。(1人民元=17円計算)
本作はアメリカでも小規模(約80館)ながら公開されており、919,651ドルを記録した。日本円で約1億円という数字である。(1ドル=111円計算)
日本では26億円を記録しており、中国は日本に次いで第二位の興収を記録ということになる。
4月5日現在、『BORUTO』の記録は中国年間興収第18位に位置している。
http://www.boxofficemojo.com/intl/china/yearly/
『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』の中国興収が日本総興収を超えたことは記憶に新しいが、人気アニメ『NARUTO』のスピンオフでも大きな結果を残した。
日本の手描きアニメでもヒットでも記録できることを示した形だ。
中国はすでに2016年の第一四半期だけで日本の年間興収を抜いている。
http://www.recordchina.co.jp/a132373.html
チャウ・シンチー監督の『美人魚』は中国だけで興収33億人民元(約562億円)に達しており、これは2014年に公開された『GODZILLA』の世界興収に匹敵する数字だ。
中国はアメリカを超えて世界第一位の映画市場になることは確実視されている。日本映画界はこの一大市場にどう向き合っていくのか注目したい。
※画像は権利者に帰属します
http://piaofang.maoyan.com/
http://boruto-movie.com/
(c)岸本斉史 スコット/集英社・テレビ東京・ぴえろ (c)劇場版BORUTO製作委員会 2015
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(執筆者: さよたま) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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