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ジャレッド・レトーが、ウェイポイント・エンターテインメントとリンソン・エンターテインメントによるアクションスリラー映画『The Outsider(原題)』の主演を務めることが決定した。

映画『地雷と少年兵』を監督したマルティン・サンフィリートが同作の監督を務める。ウェイポイント・エンターテインメントは同作のファイナンスを担当し、同社のCEOであるケン・カオが、リンソン・エンターテインメントのジョン・リンソン(テレビドラマ『サン・オブ・アナーキー』シリーズ)、アート・リンソンと共にプロデュースを手掛ける。ブルームは海外販売を担当する。

『The Outsider(原題)』は、第2次世界大戦後の日本が舞台となる。監房仲間であるヤクザの助けを借りて釈放され自由の身となったアメリカ兵(レトー)が、彼らに敬意を持たれる存在になろうと決心し、受けた恩義を返すために危険な裏社会に入っていくというストーリーだ。アンドリュー・ボールドウィンが脚本を担当する。

撮影は今秋から開始する予定だ。

第86回アカデミー賞で助演男優賞を獲得した映画『ダラス・バイヤーズクラブ』に続き、レトーは映画『スーサイド・スクワッド』でジョーカー役を演じ、ウィル・スミス、マーゴット・ロビーらと共演する。同作は2016年8月に米劇場公開する。

レトーはCAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)、アンタイトル・エンターテインメントと代理人契約を結んでいる。

『地雷と少年兵』で成功を収めたサンフィリート監督にとって、『The Outsider(原題)』は初めての英語作品となる。『地雷と少年兵』は2015年のトロント国際映画祭で高い評価を受け、また今年の受賞獲得の可能性を秘めた候補作として、米ソニー・ピクチャーズが権利を獲得した。サンフィリート監督はWME(ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテインメント)、マグノリア・エンターテインメントと代理人契約を結んでいる。

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