• このエントリーをはてなブックマークに追加
都会の幼稚園や小学校で根強く生き残るアタマジラミ
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

都会の幼稚園や小学校で根強く生き残るアタマジラミ

2016-04-10 08:30
    atamajirami.jpg

    アタマジラミという害虫についてご存知でしょうか。髪の毛に住み着いて血を吸う害虫です。
    昭和30年代くらいまでの公衆衛生がよくなかった時代に蔓延し、男の子は丸坊主にされて殺虫剤を頭から振りかけられるなんていう、乱暴な目にあった方もいたようですね。

    公衆衛生の向上とともに、洗髪などのケアが当たり前になるにしたがって、ほとんど耳にすることがなくなりました。
    ですが、最近になって都会の幼稚園・保育園で根強く広がっているようです。

    シラミというと不衛生な環境をイメージしますが、アタマジラミは、清潔にしていても感染します。特に幼稚園児くらいの子どもは、ふざけあって素手で友達の頭を触ったりすることがあります。したがって、清潔にしていても他の子から感染することがあります。

    成虫は2~3mm、卵を髪の毛の根元に産み付ける修正があり、ブラシで髪の毛をちょっとすいただけでは落ちません。

    一日一回、髪の毛から頭皮に降りてきて血を吸うため、激しいかゆみを感じることがあります。
    1匹のアタマジラミは、一生のうちに100個前後の卵を髪の毛の根元に産み付けるとされていますが、かなりみっちりとくっついていて、やはりブラシですいたくらいでは、簡単に落ちません。

    子どもが頭をかゆがる場合は、皮膚科専門医の診察を受けさせることが重要ですが、市販の専用の殺虫剤を使った後、髪の毛を櫛ですくとよいでしょう。
    またアタマジラミは熱に弱いため、衣類は60℃以上のお湯につけるか乾燥機にかけると死んでしまいます(衣類乾燥機にかければまず死んでしまいます)

    なお、アタマジラミは病気を媒介することはないとされていますので、焦らず成虫と卵を完全に駆除するのが重要です。
    子どもが頭をかゆがる症状が続いたならば、まずは皮膚科専門医の診察を受けるのが得策でしょうね。

    ※写真は、国立感染症研究所 http://www.nih.go.jp/niid/ja/from-lab/478-ent/3739-vectors.html より引用

    ―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
    (執筆者: 松沢直樹) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

    RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/1442672
    チャンネル会員ならもっと楽しめる!
    • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
    • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
      • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
      • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
    ブログイメージ
    ゲーム実況ブロマガ「ゲキマガ」
    更新頻度: だいたい毎日
    最終更新日:
    チャンネル月額: ¥110 (税込)

    チャンネルに入会して購読

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。