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モヤシって必要ですか?ラーメンにおけるモヤシの是非を世に問いたい @『朗朗朗』町田
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モヤシって必要ですか?ラーメンにおけるモヤシの是非を世に問いたい @『朗朗朗』町田

2016-04-20 11:30
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    どうもYELLOWです。さりげなく東京都ヤンチャ区町田市のラーメン屋を開拓していると見せかけて、実は

    「町田は激辛ラーメンの聖地なのではないか?」

    という新説を提唱し、あわよくば町田を”激辛ラーメンの聖地”として多くの信者に巡礼させて街の活性化を図ろうと企んでいます。

    というわけで、今回も”辛い系ラーメン”をレポートしてみます。

    安定した二郎インスパイア『朗朗朗』

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    『朗朗朗』と書いて「さぶろう」と読ませる、なんとも面倒くさい店名ですが、それなりに二郎インスパイアの店としての地位を町田で確立していたりいなかったりします。

    むしろ、町田には本気の二郎インスパイアな店がないとも言えるのですが、結果的に『朗朗朗』(以下、さぶろう)の一人勝ち感は否めません。

    『さぶろうファイヤーつけ麺』を所望する!

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    というわけで、『さぶろうファイヤーつけ麺』を券売機でポチっと購入。麺450グラムまでは同一料金なので、ココは当然450グラム一択ではなかろうか?

    無論、麺600グラムの大盛りも僅か100円の差額なのでなんら問題はないのですが、すでにラーメンを食べて来た直後なので自重してみました。

    辛さは初見なので3辛にして万が一の事態に備えます。

    するとどうでしょう?

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    「トッピングはどうなさいますか?」

    的な応答があり、迂闊にも『さぶろう』が食券提出時にコールすることをすっかり忘れていた筆者は、さして考えずに

    「野菜マシで!」

    みたいな当たり障りのないはずのコールをしてしまいました。すでにラーメンを食べて来たので、あまりニンニクは欲していない的な何かで御座います。

    『さぶろうファイヤーつけ麺』を食す!

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    というわけで、写真の『さぶろうファイヤーつけ麺』ですが、何か?

    この盛りっぷりは一体……。

    いや、別にこの盛りでも普段なら食べられるのですが、すでにラーメンを二杯食べて来て

    「さぶろうの激辛ってどんなもんよ?」

    みたいな試してやろう的な軽いノリで訪れた筆者に、絶体絶命のピンチが訪れました。

    これは久しぶりに“やっちまった”的な何かは否めません。もはや試す側から試される側になったと言うよりは、捕食者から捕食される側に落ちた気分で御座います……。

    改めて状況を確認!

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    もはや良くて相討ち、最悪食べきれない可能性も否定出来ない絶望的な状況を、改めて冷静に分析して活路を見出します。

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    「とにかくモヤシさえ無ければ勝つる!」

    幸か不幸か“激辛スープ”の『さぶろうファイヤーつけ麺』なので、逆に味のないモヤシを効率良く食べるには最高の組み合わせである可能性。

    麺とスープが別なので麺が伸びてしまう危険性がないなど、微妙に筆者に有利な局面もあります。

    「あ、でもラーメン2杯食べた後だった……。」(完)

    とにかく野菜が鬼!モヤシが鬼畜!!

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    麺量ばかり気にしていた筆者は『さぶろう』のコールトラップに、まんまと引っ掛かってしまった次第です。

    他店のマシマシが『さぶろう』のマシであると言う事実……激ヤヴァで御座います。

    しかし!

    今回は筆者の最大の弱点である“キャットタン”(猫舌)対策としてラーメンではなく“つけ麺”をチョイスしたので勝機は我に有ります。

    しかもスープを吸った麺に溺れ死ぬ事もないので、勝負としては比較的楽ちんな予感もしなくはないような気がします。

    二郎を愛するエリート達であれば周知の事なのですが、あえて言おう!

    「モヤシは95%が水分である!」

    つまり、見た目はボリューム満点であるものの、その多くは脂と水と脂と炭水化物で構成されている、いわばデブの為の極上スイーツみたいなもので御座います。

    「スイーツは別腹である」

    この事実を踏まえた上で、改めて自分のコンディションと現状を照らし合わせれば、まだまだ慌てるような時間ではないということなのです。

    モヤシを使った拷問か?

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    「山盛りモヤシ如き余裕と言ったな? あれは嘘だ。」

    正直、こんなに大量のモヤシを食べたことはありません。むしろ、こんなに大量のモヤシを食べる必要性の是非を小一時間問い詰めたい自分がいます。

    なんでしょう?

    二郎系を食べておいて言うのもアレですが、ラーメンにモヤシって必要ですかね?

    幸いにも“激辛スープ”のおかげでモヤシも捗るのですが、あまりにモヤシが多すぎて、どんどんスープが薄まってしまいます……。

    もはや激辛でもなんでもない、ただの薄いスープでモヤシを食べるのは拷問以外の何者でもありません。

    麺という名の希望が見えて来た瞬間……。

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    客が居ても私語を絶やさないチャラッチャラな店員が、両手で鷲掴みにしたモヤシを

    「はい一回、はい二回と」

    と激チャラく盛り付けた“モヤシマウンテン”に殺意を抱きながら、ここで折れたらチャラッチャラなチャラ店員が飯ウマになると思い、プロとしての意地で頑張ってみた結果、”麺”がやっと見えて来ました。

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    「麺がこんなに有り難い存在だったとは……。」(涙×2)

    そして、やっと“つけ麺”を食べる瞬間が訪れた筆者に、悲しいお知らせで御座います。

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    「スープが激薄まっていて味がしねぇ!!!!!」

    肝心の麺が現れた頃には、すでにスープとしての役目を終了し、モヤシ汁で薄まりまくったピリ辛の水っぽい何かで御座います。

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    味ですか?

    想像にお任せします。(白眼)

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    しかし!

    泣きながらも完食した充実感はプライスレスと言っておきましょう。

    『さぶろうファイヤーつけ麺』 総評

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    「町田の辛いラーメンを制覇する」と言う大義名分を掲げて勢い良く乗り込んでみたものの、店を出た時には

    「世界一モヤシが嫌いなラーメンフリーク」

    に生まれ変わっていた的な何かで御座います。なんでしょう? 辛いとか辛くないとか、美味しいとか美味しくないの全てが“モヤシ”のパワーで消え去った予感です。

    よしんば麺を先に食べると言う作戦もありますが、その場合は100%心が折れてモヤシを残してチャラ店員を喜ばせる結果になることは言うまでもありません。

    無論、野菜マシコールをした筆者に非があるのですが、やはり過度に盛られたモヤシはビジュアル的な意味以外のメリットは無く、改めてラーメンにおけるモヤシの是非を世に問いたくなる一品でした。

    と、言う訳で味の方は良く分からなかったのですが、あえて言おう!

    「ラーメン2杯の後に、さぶろう野菜マシは無理ゲーである!」

    是非、みなさんも野菜を増さない方向で『さぶろう』のラーメンをエンジョイして下さい。

    『朗朗朗』(さぶろう)

    住所:東京都町田市中町1-30-2

    営業時間 11:00~深夜3:00
    定休日:無休

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