9月30日から10月3日にかけて開催された「東京ゲームショウ2021」は、一般向けのオンラインイベントと、プレス・インフルエンサーに限定した幕張メッセのオフライン展示が並行して実施されました。オフライン会場のハピネットブースでは、タイトーが2022年3月2日に発売予定のミニアーケード筐体「EGRET II mini(イーグレットツー ミニ)」をプレイアブル出展。実際に体験してきたのでご紹介します。

EGRET II miniは、1996年に登場したアーケード筐体を卓上サイズで再現、1978~1990年代にゲームセンターで稼働した40タイトルのゲームを内蔵するアーケード筐体型ゲーム機。

5インチのLCDディスプレイを搭載し、8方向と4方向が切り替え可能なスティック、6ボタンを搭載。ゲーセンとほぼ同様の操作感で「スペースインベーダー」「バブルボブル」「奇々怪界」といった名作アーケードタイトルをプレイできます。残機数や難易度などの設定変更、セーブ機能、連射機能が利用できるので、昔はクリアできなかったタイトルもじっくり攻略可能に。

ディスプレイは縦・横のどちらでも遊ぶことが可能。画面を押し込むと飛び出してくるので、90°回転して押し込むことで縦画面から横画面に切り替えることができます。ファン心をくすぐる絶妙なギミックですね。

専用アクセサリーも充実。2Pを追加するコントロールパネルや、手のひらサイズで家庭用ゲーム機感覚で操作できるコントロールパッド、ダイヤル式のパドルとトラックボールを追加する拡張用コントローラーがラインアップされています。

外部コントローラーは2台まで、本体背面のUSBポートに接続して利用可能。HDMI出力ポートからテレビに画面出力することもできます。

パドルとトラックボールを追加する「専用パドル&トラックボールゲーム拡張セット」には、アルカノイドの最終ボス“Doh”をラベルにプリントしたSDカードが付属。

本体側面のSDカードスロットに挿入することで、パドル対応の「アルカノイド」やトラックボール対応の「サイバリオン」など10タイトルのゲームを追加できます。本体内蔵40タイトルと追加10タイトルの計50タイトルに加えて、今後SDカードに収録したタイトルを追加できるようになる可能性もありそうです。

慣性を感じるパッドやトラックボールの操作感は、アーケード筐体の感覚そのままです。

ブースでは実際のEGRET IIと並べて展示され、その忠実な再現度を実感することができました。EGRET II miniは現在予約受付中で、本体の希望小売価格は1万8678円(税込)。専用パドル&トラックボールゲーム拡張セットは希望小売価格1万2078円(税込)、専用コントルールパネル(2Pカラー)は希望小売価格8778円(税込)、専用コントロールパッドは希望小売価格3278円(税込)で同日に発売します。

タイトーの #イーグレットツーミニ 試遊動画です! #EGRETIImini #TGS2021https://t.co/BMrQqn4jqx pic.twitter.com/6SbkG2AMzM

— 宮原俊介@getnews.jp (@shnskm) October 20, 2021

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