シナリオエディター機能は見送り! しかし旧バージョンシナリオはプレイ可能
『ウィザードリィ外伝 五つの試練』は、ダンジョンRPGの金字塔として知られる「ウィザードリィ」シリーズの一作。2006年6月にPC版が発売されていた作品が、新バージョンとして今回、Steamで配信される。シリーズと一言でいっても作風が多岐に渡る本シリーズだが、同作はその中でもファミコン版『ウィザードリィ』に忠実な作風を持っている。その一番の特徴は、シナリオエディター機能。ユーザーが自由にシナリオを作れるという機能だ。
ただ今回、シナリオエディター機能は、実装が見送りとなった。しかし12月17日時点での話で、シナリオエディター機能が実装されないということではない。可能であれば2022年内を目途にシナリオエディターを実装できるよう、努力していくという。また、シナリオエディター機能の実装見送りに伴い、シナリオのSteamワークショップ対応も中止になる。
『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam版発売日決定のお知らせと、エディタ要素の変更に関する告知https://t.co/tjnsSWFpUE— 『ウィザードリィ外伝 五つの試練』公式 (@wizardry_fo) December 12, 2021
なお、シナリオエディター機能は先送りになったものの、旧バージョン向けにエディターで作られていたシナリオ群はプレイ可能とのこと。また、前作『戦闘の監獄』や、『戦闘の監獄』の有料ダウンロードコンテンツだった『慈悲の不在』についても、ダウンロードコンテンツとしての追加提供が検討されているという。しばらくは新たなシナリオを作ることができないものの、プレイボリューム的には充分楽しめる内容になりそうだ。
Steam:Wizardry外伝 五つの試練:
https://store.steampowered.com/app/1308700/Wizardry/[リンク]
(執筆者: ガジェット通信ゲーム班)
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