• このエントリーをはてなブックマークに追加

IBさん のコメント

著作権の期限は…日付と無関係な年度末
No.1
30ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
任天堂の人気ゲーム『ゼルダの伝説』シリーズですが、シリーズを通してもっとも有名な音楽といえば、ファミコンディスクシステム専用ソフトとして発売された『ゼルダの伝説』のタイトル曲ですよね。よく聴けば、タイトル曲はフィールド曲のアレンジであることがわかります。 ラヴェルが作曲したバレエ曲『ボレロ』 そのタイトル曲ですが、当初は、生産直前まで、モーリス・ラヴェルが作曲したバレエ曲『ボレロ』だったのです。つまり、オリジナル曲ではなかった。しかし、とあることが発覚します。かなり昔の曲なので著作権が切れていると思っていたのですが、『ボレロ』の著作権が切れていなかったのです。以下は、任天堂の宮本茂さんのコメントです。 <任天堂公式サイト・宮本茂さんのコメント> 「あのとき“著作権が切れてない事件”が起こったんですよ。そもそも著作権って、(国内では)作者の死後50年で切れるのが原則になっているんですよね。オープニングで流していたボレロは、ずいぶん昔の人がつくった曲だったので、大丈夫だとは思っていたんですけど、念のために調べてもらったんです。すると、「死後49年と11か月くらいたっているので、来月にはその著作権は切れます」と言うんです。「それはマズイんやない? 来月まで待てないし」って(笑)」(引用ここまで) いまとは大きくイメージが違う作品に!? もし、『ゼルダの伝説』の開発があと1か月遅れていたら、タイトルが『ボレロ』のままだったということになります。既存の音楽を使うことになるわけで、いまとは大きくイメージが違う作品に仕上がっていたかもしれません。 『ボレロ』バージョンもプレイしてみたい とはいえ、『ゼルダの伝説』はフィールド曲も絶大な人気を得ており、もしタイトル曲が『ボレロ』のままだったとしても、作品としては高い評価を得ていたかもしれませんね。『ボレロ』バージョンもプレイしてみたいものです。 2022年7月現在、『ゼルダの伝説』シリーズは最新作の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が人気を博しており、新たな続編の発売が待たれています。 参照: 「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」発売記念インタビュー 第4回「ゼルダの伝説篇」より (執筆者: クドウ@地球食べ歩き)
ゲーム実況ブロマガ「ゲキマガ」
ゲームの新しい楽しみ方「ゲーム実況」を追求し、そのフィールドで活躍するゲーム実況者さんの今を伝えます