• このエントリーをはてなブックマークに追加

さんずいさん のコメント

謙虚な社長だなー憧れちゃうなー
No.32
136ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
その年の“ゲーム業界の顔”が、業界の分析や展望などを語る『東京ゲームショウ2013』の基調講演に、今年は『パズル&ドラゴンズ』を大ヒットさせたガンホー・オンライン・エンターテイメントの代表取締役社長CEO・森下一喜氏が登壇。「ガンホー・オンライン・エンターテイメントが目指すゲーム像とは」と題し、自身の波瀾万丈の人生を交えながら、ガンホーのゲーム作りについて語った。 ●「寿司屋は迎えの車で行くもの」だと思っていた少年時代 発表会やインタビューなどの場でも比較的ラフな格好で登場することが多い森下社長だが、小学生の頃は、寿司を食べる時はいつも自宅まで寿司屋から送迎車が迎えに来て食べに行くほどの、文字通りの“ボンボン”だったという。そんな裕福な生活が高校生の時に一変。父親が多額の借金を背負い、その形として自宅が抵当に取られてしまった。自分の部屋で寝ていると知らない人が査定に来るようになり、『ホームレス中学生』さながら、一家離散の危機にまで陥ったのだという。 当然進学どころではなく、高校の三者面談では教師に「漫才師にでもなるか車のセールスマンになるか、どっちかにしろ」とまで言われ、「ナンパするのに都合が良さそうだから」という不純な動機で漫才師になろうと決意。しかし相方の脱落によってほどなく解散し、とりあえず手に職をつけるため、内装工の仕事に就く。 ●わずか3人でゲーム制作会社を起ち上げる 作業着を来てこなす仕事現場に通っていたある日、電車の中でスーツを着た会社員を見て「スーツ着てる人ってカッコイイな、モテるんじゃないか」と、これまたやや不純な動機でソフトウェアの開発会社に入社。その頃からゲーム開発に興味はあったものの、学歴も経験もない自分を雇ってくれるゲーム会社はないだろうと、ソフトウェア開発会社で知り合った2人とともにゲーム制作会社を起ち上げた。 当初はオンラインゲームの受託開発をしていたが、あえなく失敗。2002年に屋号を“ガンホー・オンライン・エンターテイメント”に改め、当時韓国で大ヒットしていた『ラグナロクオンライン』の日本版サービスに着手し、会社を軌道に乗せる。 ●億万長者となった今も家賃20万円の公団住宅暮らし 一時は時価総額で任天堂を抜くほどの高値をつけた自社株の大株主に名を連ね、間違いなく億万長者となった現在。いったいどんな裕福な生活を送っているのかと思いきや、住まいは家賃20万円ほどの公団マンションで、車にもあまりこだわりはないという。また、社長業で忙しいなかでも趣味と勉強を兼ねて、かなりの本数のゲームを遊んでいるそうだ。 『パズドラ』成功の理由については、当初、横持ちを想定していたものを縦持ちに変えたことがターニングポイントになったと分析するも、「たまたま時流に乗れただけで運が良かった」と謙虚。 大きくなってきた社内の結束力を高めるために社長の発案で唯一やっていることが『浅草サンバカーニバル』への参加。社員とも“タメ口”で会話することが多いという。 ●「僕が社長をやっているのは僕が社内で一番向上心があるから」 最後に、スマートフォンやグローバルへの進出がますます重要になってきている今のゲーム業界に必要な心構えについて森下社長は、「クリエイティブに国境はないし、どんどんチャレンジしていけばいい。開発者1人ひとりが意識を高く持つことが一番大切。向上心があれば、わからないことがあっても素直に聞きにいってすぐに自分のものにできる。“自分は得意じゃないから”とすぐに諦めてはダメ。なぜ僕がガンホーの社長をやっているのかというと、たぶん意識だけの問題。ウチの中においては僕が一番意識が高いから。僕は高卒で決して優等生ではない人間だったけど、意識さえ高ければ可能性は十分ある。早いか遅いかも関係ない。僕は死ぬまでゲームを作っていきたいと思っている」と語った。 『パズドラ』が大ヒットした理由については「やっぱり運」と驕らない一方で、オンラインゲームの黎明期から“裸一貫”でゲーム開発をしてきた森下社長だからこそ語れる静かな自信に満ちあふれた講演に、会場に集まった同業者からも惜しみない拍手が送られていた。 ※この記事はガジェ通ウェブライターの「ろくす」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか? ■関連記事 【五輪】「日韓で全面的に協力」報道について、竹田恒泰氏がニコ生で釈明 1000人規模の追悼集会に「トルコはやっぱり親日だった」の声 【衝撃動画】結婚式で友人を誤射してしまう事故が発生 【東京五輪】世界をメロメロにした滝川クリステルの「オ・モ・テ・ナ・シ」スピーチ リメイク版『ロボコップ』の予告動画が公開!
ゲーム実況ブロマガ「ゲキマガ」
ゲームの新しい楽しみ方「ゲーム実況」を追求し、そのフィールドで活躍するゲーム実況者さんの今を伝えます