『ニンテンドー3DS』の廉価版である『ニンテンドー2DS』が北米、ヨーロッパ、オーストラリアで10月12日に発売となった。この『ニンテンドー2DS』は日本では未発売の製品で、値段をグッと下げ、3D機能を排除したモデルとなる。値段は北米で129.99ドルとなっており、『ニンテンドー3DS』や『ニンテンドーDS』の作品も遊ぶことができる。


そんな『ニンテンドー3DS』を編集部が入手したので、実際に開封から体験レポートを行いたい。今回入手したのはヨーロッパ版のブラック&ブルーモデル。


※全ての画像(11点)が見れない方はこちらからご覧ください。


●本体を見てみよう
まず本体を簡単に見てみると折りたためない『ニンテンドー3DS』である。スタートボタンとセレクトボタンの配置がABXYボタンの下に来ており、幾分操作しやすくなっているのがわかる。本体がでかくなったことにより上の方でホールドしなくてはいけないため、ボタンや十字キー、スライドパッドの位置も上の方にある。電源ボタン、ホームボタンは既存の位置のままである。また折りたためないことにより、SLEEPバーが追加されている。これにより任意にスリープさせることができる。

上部にはゲームカードスロット、電源差込口、赤外線、LRボタンがある。ヨーロッパ版は日本と電圧が同じため、日本のACアダプターをそのまま使うことが可能。右側面はSDカードスロット、ペン収納、ストラップホールである。SDカードは4GBの物が付属している。左側面ボリュームスライドバーとなっている。



●起動してみよう
そんなわけで早速『ニンテンドー2DS』を起動してみることにする。起動するとヨーロッパ圏の言語を選ぶ事ができる(英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語)。その後は現在時刻の設定と国の設定を終えてホームボタンを押して終了である。

起動すると見慣れたホーム画面が立ち上がる。当然だが、ホーム画面そのものは『ニンテンドー3DS』となんらかわらない。日本国内版のゲームソフトを入れて見るも『ニンテンドー3DS(2DS)』にはリージョンが設定されており、動作しないようである。


●ネットワーク接続はNG?
国内で買ったゲームがダメなら海外のゲームを遊べば良い! 昨今の『ニンテンドー3DS』ソフトはパッケージ版以外にもダウンロード版がリリースされており、『ニンテンドーeショップ』にアクセスすれば体験版のダウンロードや製品版の購入が可能。

日本国内から輸入した『ニンテンドー2DS』を使い『ニンテンドーeショップ』へアクセスすること自体は可能らしいが、推奨されたことでなく自己責任となる。技術基準適合証明を受けているというウワサもあるが、確証は得ていないのでこれ以上踏み込まないでおくことにする。


●付属物
付属物はギフトコードと、ヨーロッパ圏用のACアダプター、マニュアルとARカード数枚、これらが全部入って129.99ユーロである。ちなみに『ニンテンドーDS』はリージョンがないが、この本体で遊べるかは未確認である。

国内で未発売であるが、折りたためないこと、3D機能を省かれた点以外は『ニンテンドー3DS』である。一緒に発表されたポーチが付属かと思いきや付属されていなかったのが実に残念である。子供がターゲットならその辺も考慮してほしかったところだ。ただ129ユーロという値段は子供を持つお父さんお母さんには実に優しいお値段である。


ホリデーシーズンには『ポケットモンスター』とセットで購入をせがむ子供達であふれそうである。そう『ニンテンドー2DS』は『ポケットモンスターX・Y』と同時発売だったのである。



※本体はひげおやじ記者が入手した物です。


※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。


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