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【資格】クルーザーの操縦やヨットで世界一周も出来ちゃう『一級小型船舶操縦士免許』を取得してきました!
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【資格】クルーザーの操縦やヨットで世界一周も出来ちゃう『一級小型船舶操縦士免許』を取得してきました!

2015-12-28 20:30
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    大海原を自由に駆け巡りた~い!! クルーザーも操縦出来るしヨットで世界一周も出来ちゃう「資格」とは……?

    今まで、「就職や転職をする時に、ライバルに一歩差を付ける為に、履歴書に書く事が出来る様な資格」の取得体験レポートを執筆して来た筆者ですが……。

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    資格を取得する、という事は、何も履歴書に書く為だけのものではありません。
    人生を豊かにする為に資格を取得する、そんな生き方もアリではないかと思う、今日この頃です。

    ・・・ちなみに筆者は、ある日突然、大海原を自由に駆け巡りたくなりました。
    無性にマリンレジャーを楽しみたくなってしまったのです。うおー。

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    昔から「水上オートバイ」に興味があり、前回ジェットスキーとかマリンジェットと呼ばれる乗り物「水上オートバイ」の免許である、「特殊小型船舶操縦士」免許を取得致しました。

    ガジェット通信/【資格】大海原を自由に駆け巡りた~い!! 水上オートバイに乗る事が出来る『特殊小型船舶操縦士免許』を取得してきました!
    http://getnews.jp/archives/1323773
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    実は、「クルーザー」や、
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    「ヨット」にも興味があり、いつか乗ってみたいと思ってはいたのですが…。

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    「クルーザー」や「ヨット」に乗るには、資格が必要です。
    「クルーザー」や「ヨット」の免許を取得するには、基本的には「日本海洋レジャー安全・振興協会」が開催している「一級/二級小型船舶操縦士」の国家試験に合格する必要があります。

    一級小型船舶操縦士
    ボート免許の最上位です。航行区域は無制限です(ただし、海岸から100海里を超える区域の場合、6級海技士(機関)以上の乗船が必要となります)。ボートの大きさは、総トン数20トン未満、プレジャーボートは24m未満までとなります。

    二級小型船舶操縦士
    一級小型船舶操縦士に次ぐボート免許です。航行区域は海岸より5海里以内となります。ボートの大きさは、一級小型船舶操縦士同様、総トン数20トン未満、プレジャーボートは24m未満までとなります。

    ※一級/二級小型船舶操縦士の免許だけでは、水上オートバイは操縦できません。別途「特殊小型船舶操縦士」の免許が必要になります。

    免許の種類
    http://jeis-west.jp/licence

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    日本海洋レジャー安全・振興協会
    http://www.jmra.or.jp/
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    とはいえ、シロウトがいきなり独学で国家試験を受けに行こうとしても、何をどうすれば良いのか分からない人が大半ですよね。

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    「困ったもんだ。」

    国家試験免除の「ボートスクール」で資格取得が可能?「一級/二級小型船舶操縦士免許」の資格の取得方法とは?

    「一級/二級小型船舶操縦士免許」の資格の取得について、何をどうすれば良いのか分からない人の為に、実はいくつか免許取得の為の方法があります。

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    A.全部独学で学んで、国家試験を受験・・・一番費用は安価ですが、結構難易度は高い様な気がします。学科はともかく、実技の試験をどう勉強するかがネックです。自動車の免許でいれば、いきなり免許センターに一発勝負で受験しに行くパターンです。

    B.実技と学科を教えてくれる「ボートスクール」に通う・・・「ボートスクール」で勉強が終わったら、日を改めて国家試験の会場まで試験を受けに行きます。実技と学科の試験対策の経験を積む事が出来ますが、ボートスクールの授業料がかかります。自動車の免許で言えば、未公認の自動車教習所で運転の練習をしてから、免許センターに受験をしに行くパターンですね。

    3.国家試験免除の「ボートスクール」で講習を受講・・・国家試験免除の「ボートスクール」では、受講日の最後に行われる既定の学科と実技の終了試験に合格すれば、国家試験が免除になり、資格を取得出来ます。自動車の免許で言えば、公認の自動車教習所で免許を取得する様な感じでしょうか。一番費用は掛かりますが、日を改めて国家試験の会場まで試験を受けに行く必要が無いので、最短の日程で資格を取得する事が出来ます。一番費用は掛かりますが、免許証の発行申請の手続きまで代行してくれるので、色々と楽ちんです。

    <試験免除システム(プロモーションシステム)について>

    既に、小型船舶操縦士の免許を取得している人が、更に上級の免許を取得しようとする場合、試験科目や受験科目が一部免除になる「プロモーションシステム」が有ります。
    免除項目は以下の通りです。

    一級小型船舶操縦士の試験を受ける場合・・・持っている資格が二級であれば学科試験のうち「操縦者の心得及び遵守事項」・「交通の方法」・「運航」、実技試験は免除
    持っている資格が特殊であれば学科試験のうち「操縦者の心得及び遵守事項」は免除

    二級小型船舶操縦士の試験を受ける場合・・・持っている資格が特殊であれば学科試験のうち「操縦者の心得及び遵守事項」は免除
    持っている資格が特殊であれば学科試験のうち「操縦者の心得及び遵守事項」は免除

    特殊小型船舶操縦士の試験を受ける場合・・・持っている資格が一級もしくは二級であれば学科試験のうち「操縦者の心得及び遵守事項」・「交通の方法」は免除

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    さて、一級小型船舶操縦士、二級小型船舶操縦士、どっちを受験しようかな・・・・?

    一級小型船舶操縦士、二級小型船舶操縦士、どっちを受験しようか考えてみよう

    ここで悩ましいのが、一級小型船舶操縦士、二級小型船舶操縦士、どちらの免許を取得しようか、という事です。

    基本的には、一級、二級の資格の差は、「海岸から5海里」という航行区域による線引きなのですが、受験する日程は、二級の講習は、2~3日で終わるのに対し、一級の講習は倍の4~5日程度かかるのが普通です。また、試験の難易度も、一級の試験は、二級の試験範囲+一級独自の「上級運航Ⅱ」という学科の項目の学習が必要になってきます。かつ、その学科試験の中には「海図」の問題があり、結構難易度が高い試験である、と噂されています。

    外洋に出る予定も無いし、二級小型船舶操縦士の資格で充分かなあ、一級免許を取りたくなったら、プロモーションシステムでまた受験すれば良いし・・・、と最初は日和ったのですが、いやいや待てよ、今モチベーションがある時に一気に上位資格取ってしまえば、あとが楽だぞ、等と、色々悩んだ末・・・。

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    「・・・ええい!ままよ!どうせだから最上位免許の一級小型船舶操縦士を一気に取ってしまえ!」と、ノリで押し切る事にしました。海図問題、理解出来るかしら・・・?

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    この度、筆者は、一念発起して、国家試験免除の「ボートスクール」で「一級小型船舶操縦士免許」の教習を受講してきましたので、体験レポートをご報告致します!

    国家試験免除の「ボートスクール」で「一級小型船舶操縦士免許」の教習を受講して来ました!体験レポート!

    まずは、最寄りの国家試験免除の「ボートスクール」を探してみると致しましょう。筆者は前回に引き続き、国家試験免除のボートスクール、JEIS西日本さんで資格を取得する事に致しました。

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    JEIS(ジェイス)西日本/日本最大級のボート・小型船舶教習所
    http://jeis-west.jp/
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    JEIS西日本 会社紹介
    https://youtu.be/h8I9-2d63DI

    JEIS New Boat 教習用
    https://youtu.be/g5bMC0n4U8E

    マリンライフを楽しむ(クルージング&水上バイク)
    https://youtu.be/Q4_tfx7_HMo

    ちなみに、国家試験免除の「ボートスクール」の教習/審査時間は以下の通りです。

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    一級小型船舶コース  学科Ⅰ/審査:12時間/70分 学科Ⅱ/審査:12時間/70分 実技/審査:4時間/25分

    まずは受講資格を確認して・・・。

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    受講年齢に達している者

    受講資格 15歳9ヶ月以上
    免許取得資格 16歳以上 講習開始日の前日までに達していること

    以下の身体検査に合格する者
    視力 左右共に0.5以上。一眼が0.5未満の場合は、他眼の視力が0.5以上かつ
    視野が150度以上あること。(矯正可、メガネ等お使いの方は使用可能です。)
    弁色力 夜間において船舶の灯火の色が識別できること。
    聴力 5mの距離で話声語の弁別ができること(補聴器可)
    疾病および身体機能障害 軽症で小型船舶操縦士の業務に支障がないこと
    性別は問いません
    乗船履歴は不要です

    JEIS西日本のサイトから登録小型船舶教習所受講申込書と、小型船舶操縦士身体検査証明書をダウンロードしました。

    登録小型船舶教習所受講申込書には必要な事項を記入します。
    小型船舶操縦士身体検査証明書は、最寄りのクリニック・医院で受診して先生に記入してもらう必要があります。

    登録小型船舶教習所受講申込書
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    小型船舶操縦士身体検査証明書

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    必要書類を準備します。

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    登録小型船舶教習所受講申込書 1通
    証明書ダウンロード 小型船舶操縦士身体検査証明書 1通
    (最寄りのクリニック・医院で受診してください)
    住民票 1通(本籍地記載のもの、外国籍の方は外国人登録済証明書)
    写真4枚、特殊小型とのセットは6枚
    (縦4.5㎝x横3.5㎝・6ヶ月以内撮影・正面上半身・無帽・無背景・写真裏面に氏名を記入)
    小型船舶操縦免許証または海技免状のコピー(所有者のみ) 1通

    必要書類が揃ったら、JEIS西日本に、電話かメール、FAX、web等で申し込みを行います。

    今回は、希望通り、最寄りの会場を予約する事が出来ました。記事ネタ的には面白くないですが、遠距離受験はマジでシャレにならないので、良しとしましょう。

    受けてきました「一級殊小型船舶操縦士」講習!

    講習初日の朝、少し早い朝食を取り、講習会場に向かいました。今回の受講会場は、「新門司マリーナ」

    基本的に実技の試験を伴うボートスクールの試験会場については、その場で実技講習や試験を行える様に、マリーナなどの場所を借りて講習が行われる事が多い様です。

    新門司マリーナ
    http://www.interq.or.jp/blue/shinmoji/

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    2015 0716 新門司マリーナ
    https://youtu.be/8awteVR_6Cg

    マリーナなる所に訪れたのは前回の試験以来二度目となりますが、あいかわらずオサレですね。やるねぇ~。

    早速講習(試験)会場の教室へ入りましょう。

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    今回はワタクシを含めて生徒が5人でした。初日は学科の講習が行われます。

    ワタクシの分の教本と問題集も既に用意されていました。

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    今回の講師の先生も、経験豊かなお年を召した先生だったので、少し安心しました。でも講師の先生は、皆さま海の世界でそうそうたる経歴を誇る方々なのデス。

    講習1日目(学科Ⅰ講習)

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    特殊小型船舶免許の試験の同様、学科講習は要所要所で、「ここ重要ですよー!」みたいな感じで進んで行きますが、ペース配分的には想像以上に結構ガンガン飛ばしていきます。覚える内容が結構多い。

    よくネットでは、国家試験免除の「小型船舶」の講習は合格率が高いので、寝てても合格する、みたいな事を書かれている所もある様ですが、これから小型船舶の講習の受講を考えている人へのアドバイスとしては、

    「寝てては受かりません。少なくとも、講習中はフルの集中力を駆使して全力で受講しましょう」

    ・・・とこれだけは肝に銘じて受講される事をオススメ致します。

    講習1日目の学科の内容は、「心得及び遵守事項」、「運航一般」を学びます。確かに小型船舶を操縦するのには必要不可欠な内容を学びます。

    ある程度、常識の範疇で分かる内容のものもあるのですが、水上交通の特性や、小型船舶の船長の心得などは講義で初めて覚える事も多く、脳がフル回転しました。船体各部位の名前なんて、あらかじめネットか何かで下調べして勉強していた方が良かったかな?すみません、前回の特殊小型船舶の受験の時に既に分かっていた筈だったのですが、今回も事前の予習は一切しませんでした。少し後悔。

    学科内容としては、いくつか抜粋すると、以下の様な内容になります。

    船舶の航行は右側通航が原則である
    船長は全ての責任を負う(違反時の罰則はとても重い)
    小型船舶には自動車の様な自賠責保険は無い
    漁港やマリーナに無許可で係留してはいけない
    船がぶつかりそうになった場合は(様々なルールはあるが)基本右へ避ける
    湖川は海とは別のルールがある場合がある
    磁気コンパスには必ずしも磁北をぴったり差すとは限らない(自差)、かつ真北とも異なる
    向かい波の方向へ航行する場合は波の方向に対して30度くらいの角度で走る

    などといった所です。結構覚える事がたくさんありますねー。でも実際海へ出たら、覚えていないと命に関わる事ばかりです。命がけで覚えましょう。

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    今回。学科Ⅰの試験と実技の試験はまとめて講習2日目に行われるので、講習後は、家帰ってから一度復習しよう、と思って帰宅したのですが、脳が疲れていたので爆睡してしまいました!

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    おいおい、大丈夫?

    講習2日目(学科Ⅰ・実技講習及び試験)

    講習2日目(学科Ⅰ・実技講習及び試験)は、ワタクシのスケジュールでは、午前中に学科の講習を行い、午後から実技、実技の講習と試験が終わったら、学科の試験という流れになりました。

    午前中は「交通の方法」の講義をみっちり受け、さあ、いよいよ午後から実技講習です。

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    講習中船酔いしない様に、こっそり酔い止めを準備している用意周到なワタクシ。(笑)

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    教習艇キタ——(゚∀゚)——-!!

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    実技の講習と試験内容は以下の通りです。

    A.発航前点検・・・水上オートバイの点検を行います。エンジンや書類・法定備品などの点検を行います。
    B.結索・・・ロープの結び方を学びます。
    C.操縦試験・・・エンジンをかけて、実際に走行します。

    発航前点検の方法とロープの結び方をざっと学びます。
    全ての基本となる「もやい結び」

    1200px-Palstek_innen.jpgPalstek innen” by Markus Bärlocher – Markus Bärlocher. Licensed under パブリック・ドメイン via ウィキメディア・コモンズ.

    もやい結び 基礎編 By  株式会社ファーストポート
    https://youtu.be/ELZeMCOA0og

    「クリート結び」

    クリート結び
    https://youtu.be/hbdCujRv7o4

    くらいは最低限気合で覚えておきましょう。←ここ重要ですよー!

    航行機器の取り扱い方等、小型船舶免許ならではの講習を受講後・・・。

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    発航前点検が終わったら、講師の先生と一緒に教習艇に乗り込みます。

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    最初は講師の先生が教習艇を操縦します。

    先生「ではちょっとスピード出しますよー!」グワーン

    教習艇が滑走を始めました。みるみるスピードが上がってまいりました。みるみるマリーナから離れていきます。結構沖まで出るんですね。知らんかった。

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    (教習艇初乗船の感想)「うわわわ・・・・こ、怖ぁ~・・・くない!楽しい!」

    既に水上オートバイのスピード感に慣れてしまっているので、教習艇のスピード感は、想定の範囲内。乗っているのが楽しくなってきました。

    スピード感にもすぐに慣れた所で、実技の運転の講習が始まります。安全確認、発進、直進、停止、後進、旋回、蛇行、人命救助といった内容を覚えていきます。

    さて、小型船舶の特徴として

    ※ブレーキが無い 後進でスピードを抑える事は出来る
    ※特殊小型船舶と違い、方向転換するには必ずしも前進する必要はない 後進も出来る

    特殊小型船舶ほどではないにせよ、自動車の世界と感覚が違うので、これはちょっとびっくりですね。

    また、船の世界は、航行区域には制限が色々あるものの(特殊小型船舶操縦士免許の場合は、湖川及び海岸から2海里(約3.7㎞))、危険が無いのであれば、航行速度何ノット上限、といった航行速度の規則はありません。これもちょっとびっくりですね。
    でも安全航行は必須です。お忘れなきよう。

    最初はどうなる事かと思いましたが、スピード感に慣れる事が出来れば、自動車よりも操縦はカンタンかもしれません。但しエンジンの吹かし方が、結構微妙な操作加減を要求される(ちょっとの吹かし方の差で回転数がすぐ上がってしまうので、少々慎重な操作を必要とする。)のと、波や風に流されるので、思った方向に進むのに、少し慣れがいる以外はなんとかなりそうな感じで実技講習が終わり、実技試験となりました。

    ロープワークにちょっと手間取ったものの、なんとか実技試験は終了しました。

    実技試験終了後、教室に戻り、今度は学科の本試験開始。

    回答方法はマークシートの4択問題。問題数は3科目50問。南無三・・・!

    問題用紙をざっと見渡してみると・・・!

    ・・・一夜漬けの詰め込み講習の勉強ではありましたが、さすがは実績のあるボートスクールで勉強出来ただけの事はあります。講習の内容をしっかり聞いて、問題集のおさらいを真面目にやったおかげで、なんとか合格点までには達しそうな回答率で解くことが出来ました。良かったー!

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    合格率に達しない再試験の人は、あとで連絡が入るとの事で講習2日目の講習と試験は終了となりました。再試験の連絡が来たらどうしようとドキドキしましたが、夜遅くなっても連絡が来る気配がないので、とりあえず試験はOKなんだろうな、と安心して寝る事にしました。

    ちなみにこれまでの学科と実技の講習と試験が、二級殊小型船舶操縦士試験相当の内容となります。

    次回からは、一級殊小型船舶操縦士の専門科目である、「学科Ⅱ(運航・上級Ⅰ・Ⅱ)」講習です。さあ、いよいよ懸案の「海図」です。理解出来るかしら?

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    今日は脳が疲れました。おやすみなさい・・・。

    講習3日目(学科Ⅱ講習)

    講習3日目は、「学科Ⅱ(運航・上級Ⅰ)」の講習となります。さあ、いよいよ海図の講習です。
    海図の問題は、丸暗記が通用しません。きちんと問題の内容をよく読んで、指示に従い海図を用いて問題を解いていく必要があります。
    その傾向と対策は・・・。

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    (講習を受けた感想)「な、な~るほど!」

    よく、ネットで言われている様に「海図の問題は独学では難しい、ボートスクールで学ぶのが良い」という意味が分かりました。
    海図の問題は、一見難しい様に書いてありますが、概ね

    緯度・経度〇〇度の場所からコンパスで〇〇度の距離を〇〇マイル進んだ所でそこからまたコンパスで〇〇度の方向へ〇〇マイル進む(以下繰り返し)

    という内容になっているのです。その指示に従い、三角定規で線を引いていくのですが、角度については、海図に2つ表示されているコンパス図の角度を、いかに目標の場所にスライドして持って行くか、がミソになり、それはなかなかネットや参考書で理解するのはホネである、という事なのです。一旦分かってしまえば、な~るほど、なんですけどね。

    また、チビった鉛筆でテキトーに線を引いた場合、数ミリ、数度の単位で角度や場所が狂うので、数か所移動した先の場所が、問題の回答から大きく外れてしまう事もあり、正解が出せない!という事があります。とにかく、線を引く作業には慎重さが要求されます。鉛筆はよく削っておいた方が良さそうです。

    基本的にはJEIS西日本さんの講習で学べば、海図問題のコツはバッチリ学ぶ事は出来ますが、事前にある程度予習したい場合、以下のサイトが参考になります。

    海図の問題を覚えよう!
    http://boatrockfish.web.fc2.com/page/license/kaizu_lesson_menu.html

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    講習前にざっとサイトに目を通しておいて、それから実際の海図の講習を受けて、再度このサイトを覗くと、

    「おおおっ!これはこういう事だったのかぁあ!」

    と目から鱗は落ちる事請け合いです。最低限、

    海図の問題を覚えよう!/三角定規の使いこなし
    http://boatrockfish.web.fc2.com/page/license/kaizu_lesson_04.html

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    ここのページを読んでおくだけでも、より海図の理解度が上がってくるんじゃないかと思います。

    よし!海図は極めた!

    講習4日目(学科Ⅱ・講習及び試験)

    講習4日目は最終日。「学科Ⅱ(運航・上級Ⅱ)」の講習後、試験となります。主な講習内容は、機関の保守整備、機関故障時の対処となります。エンジンの構造を学びます。エンジントラブルになっても慌てない為の講習です。燃料消費率を求める問題も地味に重要だったりします。海上にはガソリンスタンドがありませんからね。事前に必要なだけの燃料を積んでおく必要がある訳です。

    さあ、最後の難関です。学科の本試験開始。南無三・・・!

    海図の作図に手間取りましたが、なんとか合格点までには達しそうな回答率で解くことが出来ました。良かったー!

    再試験の連絡が来たらどうしようとドキドキしましたが、夜遅くなっても連絡が来る気配がないので、とりあえず試験はOKなんだろうな、と安心して寝る事にしました。日が明けて、JEIS西日本さんに問い合わせて、試験合格の確認が取れました。

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    クルーザーも操縦出来るしヨットで世界一周も出来ちゃう『一級小型船舶操縦士免許』。
    はやくクルーザーに乗ってマリンレジャーを楽しみたいですね!」

    ※Girlsイラスト:http://furu-yan.jimdo.com/(筆者自筆)
    ※イラスト:さし絵スタジオ2 http://www.clip-studio.com/clip_site/download/sashie/sashie_top
    ※イラスト:GATAG|フリーイラスト素材集 http://free-illustrations.gatag.net/
    ※画像:GATAG|フリー素材集 壱 http://01.gatag.net/
    http://myds.jp/file/banner.shtml
    ※画像:フリー素材無料写真 森の父さん花鳥風穴 http://www.tousan13.com/
    ※写真撮影:FURU
    ※取材協力:JEIS西日本【株式会社 日本船舶職員養成協会西日本】http://jeis-west.jp/
    ※当記事は 2馬力ボートでロックフィッシュ釣り!管理人様に「海図の問題を覚えよう!」
    http://boatrockfish.web.fc2.com/page/license/kaizu_lesson_menu.html サイト引用のご承諾を頂いております。

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