コンサバからややキレイめまでをカバーする小学館のファッション誌『Oggi(オッジ)』の2016年2月号をパラパラのめくっていて飛び込んできたのが、「モチ男(ダン)とバレンタイン」という特集。年末年始を抜ければそろそろバレンタインのことを考えなければいけない時期ではあるのでタイムリーな企画ですが、「モチ男」とは一体……?
誌面によれば、「モチベーションを上げてくれる男子=モチ男」とのこと。全員独身の総勢40人を集めたことを誇っています。
真っ先に登場するのは、俳優としての進境著しい菅田将暉さん。「僕は“友チョコ”世代だったから、バレンタインというイベントを一度でいいから真面目に経験してみたい」とコメントする彼には、ピエール・マルコリーニやデルレイといった正統派のチョコをチョイスしたい、としています。
このほか、作家の羽田圭介さんは「こだわり知性派枠」としてツウ好みのチョコをプレゼントしたいとしており、ラグビー選手の内田啓介さんは「男気系硬派枠」で、ラデュレのマカロンボックスのように「男子が照れてしまうくらいかわいらしいビジュアル」がいい、としています。
さらに、「話題の人気者枠」としては、お笑い芸人ピースの綾部祐二さんが登場。彼のようなタイプには“話題性チョコ”がいいとしていますが、パレスホテル東京のネクタイ型のクラヴァットなどは若干やり過ぎ感が否めない気も……。なお、公式サイトでは綾部さんのアナザーショットが公開されているので、ファンの方はチェックしてみては?
このほか、スーツやジャケットの似合う男子やカフェ・ショップスタッフなどの全身ショット満載。まぁ、眺めるだけでモチベが上がるなら良いことなのではないでしょうか。
一方で、特集の最後のページでは「モチ男のホンネ」としてバレンタインについての実態も明らかに。本命チョコのお返しに「5~6万のアクセサリー」(証券・28歳)というのは素直にスゴイですが、「花束」(広告・26歳)はナルシーな面と「これを送っておけばいいだろう」という無難なセンを狙っているのでは、と思わされます。
「義理チョコのお返しは?」という質問に、「ロフトでまとめて……」(デザイン会社・26歳)や「同僚と一緒にカタログギフトを」(商社・34歳)とさまざま。「ずばりバレンタインとは?」の答えで「一年で最も仕事に行くのが緊張する日」(弁護士・28歳)というカワイイ声もあるように、男女ともなんだかんだで気になるイベントであることは間違いないようです。
ただし。2016年のバレンタインデーは日曜日。本命ナシ派はホッと、意中のカレがいる人は頭を悩ますことになるのではないでしょうか。
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