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立命館大学の学生が製作したオムニバス映画を機内上映に採用 3月からデルタ航空で上映へ
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立命館大学の学生が製作したオムニバス映画を機内上映に採用 3月からデルタ航空で上映へ

2016-01-19 18:30
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    デルタ航空の機内上映プログラムに、立命館大学映像学部の学生が製作した映画作品がラインアップされ、2016年3月から2017年2月までの1年間、機内エグゼクティブクラスで上映されることが決定しました。

    上映されるオムニバス映画『嵐電の街、ひと模様』は、2011年度から2012年度にかけて同大学の客員教授を務めた中島貞夫監督の監修の下、“映像制作論”の授業の一環で全行程を学生が製作した作品です。

    中島貞夫監督と言えば、代表作『日本の首領(ドン)』シリーズ、『893(やくざ)愚連隊』、『狂った野獣』など、日本のやくざ映画を代表する名監督です。しかし、今回の『嵐電の街、ひと模様』は、 京都で100年以上の歴史をもつ嵐電(京福電鉄)を軸に、“人とのつながり”をテーマに展開される3つの物語をまとめたオムニバス映画。それぞれ繰り広げられる人間模様を通して、学生から見た社会問題への主張を表現しているとのこと。嵐電の声役を内藤剛志さんが務めます。

    同作は世界最大級の映像見本市“香港フィルマート”に出展され、飛行機内で上映する映画を販売する香港の企業、アンコール社と販売代理契約を締結。 作品としてのクオリティの高さや学生たちの熱い想いが評価され、デルタ航空の機内上映にラインアップされるに至りました。

    日本の大学では唯一“香港フィルマート”に出展し、学生が自ら製作した作品を世界中から集まるバイヤーを対象に販売交渉する取り組みを行っている立命館大学映像学部。今後の日本映画界を支える若手監督の輩出にも期待が高まります。

    <『嵐電の街、ひと模様』オムニバス作品紹介>

    『ぎぶあんどていく』
    介護ボランティアの意義を模索しながら高齢者との関わり方に悩む女子大生を描く

    『オーブラザー』
    強制退去を余儀なくされた3人のホームレスと彼らの担当者である市役所員との心の交流を描く

    『ろくでなしに送る歌』
    孤独死した老人を目の当たりにし、無縁社会の実状に疑問を抱く芸大生の葛藤を描く

    立命館大学映像学部製作『嵐電の町、ひと模様』予告編(YouTube)
    https://youtu.be/W2AgH1XHN_A

    RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/1354704
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