町田に新しいラーメン屋さんがオープンすると言う事で、ネットメディアのスピードと地の利を生かして、マッハでレポって来ました。
場所は町田駅の近くにある『仲見世商店街』の中、『基』(motoi)と言うラーメン屋さんがあった場所です。
『パパパパパイン』の2号店
パイナップルをラーメンに入れると言う新しい『パイナップルラーメン』で、一世を風靡した『パパパパパイン』が、東京都ヤンチャ区町田市に、2号店をオープンしました。
その名も『81番』(No.81=ノーパイン)で御座います。
「パパパパパインのパインなし?」
これは旨い予感しかしません。
『うま味塩そば』と『特製うま味塩そば』に揺れる心
オープン初日は『キングコブラ』を食べて、やらかしてしまったので二日目に再チャレンジで御座います。
さらに昼まで二日酔いで寝ていたので、18時から始まる夜の部を狙ってみます。
結構並ぶんじゃないかと予測してみたものの、意外とスタートは静かな感じでしたが、オープンして10分もしないうちに行列が形成されていました。
根拠はありませんが、どちらかと言うと『パパパパパイン』よりも『基』の常連さんが並んでいる印象ですね。
とりあえず『特製うま味塩そば』が気になるのですが、最初からトップメニューを頼んでしまうと、次回のレポがショボくなるので、今回もベーシックな
『うま味塩そば』(750円)
から食べる事にします(べ、別にお金が無い訳じゃないんだからね!)
そ~言えば、普通はオープン記念とかで最初はサービス価格だったり、トッピングがサービスだったりする事が少なくないラーメン業界ですが、この『81番』は特にイベントも無く、淡々とした感じで営業していました。
『うま味塩そば』を食す!
はい、というわけで一番安い750円の『うま味塩そば』の降臨です。なかなか素敵なビジュアルで味への期待も否応なしに高まります。
とりあえず、この『うま味塩そば』に関するウンチクは写真の通りで御座います。
と、丸投げしてしまうと何も書けなくなってしまうので、ちょいちょいレポートしてみると、とりあえず和風出汁に鶏出汁、さらに
「新鮮な天然マグロの鮮魚出汁」
を合わせたトリプルスープだそうです。仕上げに”特製ホタテオイル”を使いホタテの旨みと香りを加えたとも書いてあります。
しかし!
トリプルスープと書いてありましたが、実際にはマグロ感は薄く、逆に鶏の美味しさが全面に来ている感じでした。ここら辺
「マグロの出汁が凄い!」
としている人も少なくないので、筆者の舌が『キングコブラ』の猛毒にやられたのか、時間帯によるスープの差かもしれません。
どうやってスープを合わせているのかは知りませんが、同じ寸胴で煮込んだ場合、最初に魚の出汁が出るので、昼の部は魚系が強く、夜の部は鶏が強くなってしまうのかもですね。
まあ、それぞれ別に煮出してスープだけ寸胴で合わせる場合、味のブレは出ないと思われますが、そこら辺はどうなんでしょうか?
あと、そんなとこまで書くのもアレなんで悩んじゃうんですけど、なんか店主が一発目に味見して首を傾げてたんで、きっと筆者が食べた『うま味塩そば』は、やはり何かが違うのかもです(爆)。
ま、この手の話はオープン直後のラーメン屋さんには、良くある事なのでドンマイです。
スープが旨い!『うま味塩そば』
と、書いておきながら言うのもアレですが、コレはコレで非常に美味しい塩ラーメンのスープかと存じます。
確かにマグロっぽさは薄いのですが、逆に鶏のスープはイイ感じで、ラーメンとして美味しいスープである事は間違いありません。
塩ラーメンと言うと薄味と言うかボディが弱いイメージですが、ちゃんとした技術で出汁を取って、何種類もの素材を合わせる事でスープに深みを与える事が出来ます。
まさに『うま味塩そば』は、そんな感じのラーメンですね。
細麺と中太麺が選べる『うま味塩そば』
一番最初に食券を出すと麺の太さを聞かれます。オススメは細麺ですが、縮れの加えられた中太麺も美味しいとの事。
しかし!
すでに細麺であろうと予測して訪れていたので、気分はすっかり”細麺モード”な筆者は、そのまま細麺にしてみました。
ちなみに『81番』は大盛りの設定が無い替わりに”替え玉システム”が導入されているようです。
ん~。
最初は中太麺で替え玉を細麺にするって作戦もあったかもですね。
麺は粒々が見えるので全粒粉も入っているようで、なかなか小麦の風味が強くコシのある麺でした。この麺は確かにオススメと言うだけあって『うま味塩そば』にはベストな予感です。
まだ中太麺を試していないので結論を出すのは早いのですが、とりあえず一発目は細麺チョイスで間違いないと言っておきましょう。
チャーシューは鶏と豚
最近は”鶏チャーシュー”の店も増えて来たので、さして珍しい感じではなくなって来ましたが、この『81番』の鶏チャーシューは美味しいですね。
最近流行りの”低温調理”で柔らかく仕上げられていて、ただの茹で鶏と違い鶏の美味しさも残っています。
さらに豚チャーシューの方はバラ肉を丁寧に煮込んでいるようで、余分な脂は抜けているものの、豚肉の味はしっかりしています。
ホロホロに煮込まれた豚チャーシューが、この大きさだと嬉しいですね。十分な食べ応えがあります。
えのき的な何かも良いかも?
”乾燥えのき”を素揚げしたモノがトッピングされていて、ラーメンにアクセントを加えています。
「えのきって味薄いんじゃね?」
と思われがちですが、何気に存在感がありちょっとクセになりそうな予感です。
『うま味塩そば』 総評
正直、パイナップルラーメンには興味がない筆者ですが、この『うま味塩そば』はオススメですね。
最近の町田は美味しいラーメン屋さんが多いのですが、またひとつ美味しい店が増えたと思います。
特に美味しい塩ラーメンの店は貴重で、町田には『進化』もありますが、この『81番』も人気が出そうな予感です。
最近は歳でラーメンがしんどくなった人も、これらの洗練された塩ラーメンなら、まだまだ行けると思うので、是非とも試して欲しいですね。
まだまだ研究中の『辛み塩そば』なども気になるので、また機会をみて再訪しようと思った筆者でした。
『81番』(No.81)
東京都町田市原町田4丁目5-18
営業時間 11:00~15:00 18:00~21:00
定休日:水曜日
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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