米アニメ専門チャンネルのディズニーXDが、ポップカルチャーとして人気の2つの資産商品(映画『スター・ウォーズ』シリーズとレゴブロック)を結びつけた『レゴ スター・ウォーズ』 の新しいテレビシリーズとなる冒険コメディアニメーション『Lego Star Wars : The Freemaker Adventures(原題)』を今夏から放送開始する。
新しいテレビシリーズの舞台となるのは、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』と『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の間の時代だ。物語の中心となる新しいキャラクターの廃品回収業者の家族は、宇宙戦争で銀河中に広がった宇宙ごみ(スペースデブリ)を探し回り、宇宙船の製造や販売をしている。家族の中で最年少の人物が、古代の人工物である“カイバー・セーバー(Kyber Saber)”を通して生まれながらのフォースの力を発見し、彼を取り巻く世界はまったく別のものへと変わっていく。そして彼と彼の家族は、銀河系に平和と自由を取り戻すため、帝国軍との戦いに巻き込まれていく。冒険を通して一家は新しい世界を探検し、新しいキャラクターやおなじみのキャラクターと出会い、家族であるとはどういうことなのかについての本当の価値を学んでいく。
レゴ社のライセンス・エンターテインメント部門の副社長であるジル・ウィルフェルトは、「今回初めてディズニーXDでテレビシリーズを開始できることにとても興奮している」と、語った。また、「同テレビシリーズを手がける制作チームは非常に優れた才能を持ち、同シリーズは、我々とルーカスフィルムとディズニーとの長年に渡る良好な提携の大いなる証だ。同シリーズは、壮大な物語の遺産を受け継ぎ、偉大なるキャラクターや遠く離れた銀河系における戦いや冒険、うっとりするような創造性、想像力、ユーモアを見事に兼ね備えている。これは、『レゴ スター・ウォーズ』だけが届けられるものだ。我々は、すべての年齢層のファンが同シリーズを気に入ると確信している」と、続けた。
ルーカスフィルムのアニメーション開発部門の副社長であるキャリー・ベックは、「我々は、『レゴ スター・ウォーズ』の世界観だからこそ実現し得る、同シリーズの新しい物語に命を吹き込むことにわくわくしている」と、語った。また、「我々は、『レゴ スター・ウォーズ』を常に楽しく閲覧できるように今までに携わってきたのと同じ遊び心で、前代未聞のコラボレーションに乗り出し、『スター・ウォーズ』サーガの体験を拡張していく。レゴ・グループやディズニーXD、同シリーズの開発者であるビル・モッツとボブ・ロスという素晴らしいパートナーたちと共に仕事できることにとても感謝している」と、加えた。
ディズニーXDとレゴ社は、以前、ミニシリーズ『Lego Star Wars: Droid Tales(原題)』を共同で製作した。また、ディズニーXDは、『エピソード3/シスの復讐』と『エピソード4/新たなる希望』の間の時代を舞台にしてヒットしたアニメシリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』も製作した。レゴ社とルーカスフィルムが長い間かけて共同で携わってきた最新ビデオゲーム『Lego Star Wars: The Force Awakens(原題)』は、今年の6月に発売予定だ。
『Lego Star Wars: The Freemaker Adventures(原題)』は、デンマークの製作会社ウィルフィルムとレゴ・グループ、ルーカスフィルムにより製作される。ビル・モッツとボブ・ロスがテレビシリーズとして開発をおこない、プロデューサーのキャリーベック、ジャクソン・コシュラー、ジェイク・ブライス、ジョン・マコーマックと共に、ウィルフェルト、トルステン・ヤコブセンに加わり、エグゼクティヴ・プロデューサーも務める。
以下が新テレビシリーズの鍵となるビジュアルだ。
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