米ウォルト・ディズニーの最新実写映画『The Jungle Book(原題)』のテレビスポットが2月21日(現地時間)に公開され、狼に育てられた少年モーグリは、本来居るべき場所へ帰るかもしれないようだ。
テレビスポットの映像では、ベン・キングスレーが声を演じる黒ひょうのバギーラが、「モーグリが特別なことは知っている。私がモーグリを育てた。私は、モーグリを彼が本来居るべき場所へ返すだろう」と、語る。
これは、モーグリが人間世界へ戻ることを意味するのだろうか?テレビスポットの映像は、生まれ育ったところだと思われる場所を駆け抜け、虎から素早く身をかわし、狼達と一緒に全速力で走るモーグリの姿を映し出している。
イドリス・エルバが虎のシア・カーン、スカーレット・ヨハンソンが蛇のカー、ビル・マーレイが熊のバルー、ルピタ・ニョンゴが母狼のラクシャ、ジャンカルロ・エスポジートが父狼のアケラ、ベン・キングズレーが黒ひょうのバギーラ、クリストファー・ウォーケンがキング・ルイの声を演じている。大物俳優たちに混ざり、新人俳優のニール・セティが主人公の少年モーグリを演じる。英作家ラドヤード・キップリングによる1894年に出版された子供向け短編小説集『ジャングル・ブック』の最新の実写映画として、ジョン・ファヴローが監督を務める。
今月初めの第50回スーパーボウルの放送中に公開されたテレビスポットに先行して、昨年9月には、2分程の初めての予告映像が公開された。スーパーボウルの放送の間、実際の2分程の予告映像は放送されなかったが、短めのテレビスポットの公開によって、視聴者達にオンラインであらためてフルサイズの予告映像を見るように促したわけだ。
映画『The Jungle Book(原題)』は、4月15日に米劇場公開となる。
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