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総合的カメラ映像ショー『CP+2016』と参加型写真展『御苗場vol.18 横浜』
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総合的カメラ映像ショー『CP+2016』と参加型写真展『御苗場vol.18 横浜』

2016-02-29 01:30
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    一般社団法人カメラ映像機器工業会が開催した総合的カメラ映像ショーである「CP+2016」と、参加型写真イベントである「御苗場vol.18 横浜」を取材した。

    昨年の様子はこちら。
    総合的カメラ映像ショー『CP+2015』と参加型写真展『御苗場』
    http://getnews.jp/archives/819833
    02-20160228130937_IMG_9838_R.jpg
    最終日に発表された、来場者の投票で決まるワールドプレミアアワードの結果は以下の通り。

    ■レンズ交換式カメラ部門
    キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社
    EOS-1D X MarkII

    ■レンズ一体型カメラ部門
    キヤノン株式会社/キヤノンマーケティングジャパン株式会社
    PowerShot G7 X MarkII

    ■交換レンズ部門
    株式会社シグマ
    50-100mm F1.8 DC HSM | Art

    ■フォトアクセサリー部門
    株式会社ケンコー・トキナー
    激落ちくんカメラレンズクリーナー
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    主催者によると今年の出展社数は共同出展を含めて132社、1073小間にのぼったとこのこと。
    昨年の入場者67617人に対し、最終日の集計によると今年の会期中入賞者数は67792人とわずかに7万人は達しなかったが、それでも大盛況だったようだ。
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    各メーカーの新製品体験コーナーには予想通りカメラマニアが殺到し、最終日でも行列が絶えなかったほか、東芝のブースではNFCを搭載したSDメモリーカードが目を引いた。
    スマホをかざすか、カードのQRコードを読み取ると、中身が見えるというすぐれもの。ただし、転送はできないそうなので、数多くのメモリーカードを使い分ける人には重宝するだろう。
    取材現場でプロのカメラマンが使用するカメラは耐久性を考慮してなのか、たいていCFカードのものが多いのでプロの世界ではあまり使用されないかもしれない。
    その点を聞いてみたが、プロの世界からはそういう要望があることは承知しているが、市場の需要がSDが主流なので…と言葉を濁した。ただ、SDでもCFアダプターを使用して動作保証はしないものの、使用できないわけでもないのでどうしてもという場合には検討してみる価値はありそうだ。
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    コンパニオンさんや、各ブースのモデルさん撮影コーナーは来場者が各自自慢の機材を持ち込んで、撮影タイム。
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    記者もその中に混ぜてもらって、撮影してみた。
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    さて、今年は恒例の御苗場は会場をパシフィコ横浜から大さん橋ホールに移して開催された。写真は会場から望む海上保安庁の巡視船PLH32あきつしま。
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    昨年も取材させてもらったNoel Cafeさんの作品「もう一度見たい光景」
    この作品は、鉄道知識がないとなかなか観賞が難しい。
    川面に漂うのは朝霧ではなく、煙。しかし、写っているのは小型の電気機関車。煙の方向から推測して列車は向かって右から左へと進行している。ということは、電気機関車は最後尾に付く補機(後ろから押す補助機関車)ということになる。
    つまり、写真にはあえて入っていないが、先頭の機関車は蒸気機関車だということを読み取らないといけない、なかなか高度な作品だ。
    「作品を撮りに行くのは結構な資金がかかるので、そのために働いているようなものですよ(笑)」とはNoel Cafeさんの弁。
    展示終了後のパネルは沿線のお店に提供して飾ってもらうそうだ。
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    こちらも昨年取材した、永井三千生さん。
    昨年は雪にまつわる作品が多かったが、今年はご存知の暖冬よって雪ではなく、鉄道そのものを入れた作品が多くなったようだ。

    会場が移動したことで、来場者が少なくなるのではないかと懸念されたが、二人によるとそうでもなく、逆に御苗場を見に来る人が増え、CP+からの流れは減っているのではないかというのが共通した認識だった。
    また、昨年はネコの写真が圧倒的に多かったのだが、今年はポートレートが圧倒的に多く、1年間でトレンドが全く変わっていることに驚いた。

    CP+2017は2017年2月23日(木)から2月26日(日)が予定されている。機材鑑賞に写真鑑賞、人によっては美女鑑賞、そして帰りは中華街でランチとロケーション的にも最高なCP+なので、来年の予定に組み込んでみてはいかがだろうか。

    ※写真は記者もしくは同行カメラマン小野寺稔昭撮影

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