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角川映画40周年記念作品として3月5日(土)より公開される映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』。シリーズ累計260万部を超える赤川次郎の原作をもとに、1982 年に一大ブームを巻き起こした『セーラー服と機関銃』(監督:相米慎二/主演:薬師丸ひろ子)のその後を描いた作品だ。

主人公の星泉(ほしいずみ)を演じるのは、「天使過ぎる」「1000年に1人」と話題沸騰中の橋本環奈。今作で映画初主演を飾る彼女に、インタビューを行った。

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――映画初主演おめでとうございます。今作は『セーラー服と機関銃』の後日譚となっていますが、オリジナル版についてはご存知でしたか?

橋本:作品自体はもちろん知っていました! 実は、私の父が薬師丸ひろ子さんの大ファンだったんです。薬師丸さんが演じた星泉役を自分の娘が演じることになるなんて、思いもしなかったでしょうね(笑)。薬師丸さんが出演されたオリジナル版は35年前の作品ですが、今観ても新しく感じる、スタイリッシュで格好良い作品だと感じました。

――橋本さんと同世代のファンはもちろん、橋本さんのお父さん世代の大人も新しい星泉を楽しみにしていると思います。

橋本:コメディあり、アクションあり、学園ドラマありの作品なので、大人の方にはオリジナル版を観ていた頃の学生時代を思い出しながら観て欲しいです。でも、続編やリメイクとはちょっと違うと思うんです。今作では違法ドラッグなどの現代社会の問題を描いていて、私は私らしい泉を演じているので、比較というよりは新しい作品として楽しんでいただけると嬉しいです。

――橋本さんらしいと言うと、今回の星泉という女の子をどんなキャラクターだと解釈して演じられたのでしょうか?

橋本:ヤクザの組長というよりも、普通の女子高生であることを意識しました。だけど、愛する街を守りたいという思いから何にでも立ち向かっていく。強くて、格好良くて、人望のあるキャラクターです。負けず嫌いで何ごとにも全力で取り組む感じは私と似ているかもしれません(笑)。前田監督やスタッフ、キャストの皆さんと約2か月間のリハーサルを通して、今回の星泉を作り上げていきました。

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――機関銃をぶっ放すシーンがこのシリーズの象徴となっていますが、実際に演じてみていかがでしたか?

橋本:リハーサルを含めて何回か機関銃を持つシーンがありましたけど、毎回が新鮮な気持ちでした。「何秒間に何発の弾が出ます」なんて説明を受けても、そんなことを考えている余裕もないですし……。でも、撃ち終わってみたらやっぱり“カイカン”でした(笑)。

――「あんたらが期待してることは、全部ぶち壊してやる!」というセリフが印象的でしたが、周りからの期待をたくさん背負っている橋本さんも「ぶち壊してやる!」と思うことはありますか?

橋本:「ぶち壊してやる!」というよりは、「超えてやるぞ!」という気持ちが強いかもしれません。良い意味で裏切るというか……。今は毎日が新鮮で、新しい挑戦をしている実感があるので、前に出てくる壁を一歩ずつ超えていきたいです。

――これから女優としてのご活躍も楽しみですが、今後挑戦してみたい役などはありますか?

橋本:今はいろんな役にチャレンジしてみたいです。どんな役も演じられて、どんな色にも変ることができるけど、きちんと芯を持った女優になりたいですね。ちなみに、悪役にも挑戦してみたいです(笑)。

――今作では主題歌も担当されています。こちらもシリーズのお約束ですが、実際に歌われてみていかがでしたか?

橋本:誰もが知っている曲だと思うので、カバーで歌わせていただいて光栄でした。オリジナルの良さを残しつつ、新しいアレンジも加わった、2016年バージョンとして楽しんでいただけたら嬉しいです!

――本日はありがとうございました!

『セーラー服と機関銃 -卒業-』本予告映像(YouTube)
https://youtu.be/Uyr3bgMeV4Q

映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』公式サイト:
http://sk-movie.jp/

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