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鈴木奈々さんと手紙を送り合う?『春のメッセージフェスタ in THANKS KITTE』取材レポート
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鈴木奈々さんと手紙を送り合う?『春のメッセージフェスタ in THANKS KITTE』取材レポート

2016-03-22 14:30
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    日本郵便株式会社が、JPタワー商業施設「KITTE」(キッテ)の開業3周年を記念して、3月19日(土)より4月3日(日)までの期間、3周年記念イベント「THANKS KITTE」を開催。
    それと連動した「春のメッセージフェスタ in THANKS KITTE」におけるセレモニーを取材した。
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    主催者を代表して日本郵便株式会社髙橋亨社長があいさつした後、「ぽすくまと仲間たち」が登壇し一般来場者に愛きょうを振りまいた。
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    スペシャルゲストとして登場したモデルでタレントの鈴木奈々さんが、旦那さんとのラブラブエピソードをトークセッションで披露した。
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    そして、初めて書くという旦那さんへの手紙を披露し朗読。
    トークセッションで旦那さんが家計のやりくりをし、デートの際は東京では鈴木さんが、住まいの茨城県では旦那さんがデート代金を払うと明かした鈴木さん。
    手紙については、「私も、結婚してから3年目の今まで、色々ありました。最近も、喧嘩したり、マンネリがあったり…。でも今朝、旦那さんから、なんと2年ぶりにキスをしてもらったんです!!本当に嬉しくって、大好きがあふれ出しているので、次のお休みには、「KITTE」で旦那様と食事デートをしたいです!」と語った。
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    その手紙の内容は、「いつも応援してくれてありがとう。見守ってくれてありがとう。仕事で悩んでいる時もやさしい言葉をかけてくれて本当に救われています。これからもずっとよろしくお願いします。大好きです…」と最初は元気いっぱいで飛ばしていたのだが、手紙の朗読中にまさかの号泣。
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    関係者が心配する中、嗚咽を漏らしながらも何とか読み切り、感謝とうれしい気持ちを語った。
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    手紙の話題に戻り、今までで一番うれしかった手紙は事務所に届いた一般の男性からのものだと明かした。
    東日本大震災で娘さんが全く笑わなくなってしまったのが、鈴木さんが出演するクイズ番組をみて震災後初めて笑ったという父親からのものだったという。
    鈴木さんは言う。
    「たぶん私が珍回答をしたのだと思うのですけど、そんな私でも笑顔が届けられたんだなと思うとうれしくて!テレビのお仕事もっと頑張ろうと思いました」
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    旦那さんへの手紙をポストに投かんして、「手紙が届くのがとても楽しみです!きっと旦那さんも、読んだら涙を流すんじゃないかな」と、ようやく落ち着いた様子だった。
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    最後に圧縮ガスが噴射するいわゆる「バスーカ砲」で、会場を桜の花びらで満開にした。
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    「“手紙だから伝わること”って沢山あると思います。ちょっと照れるかもしれませんけど、みなさんも手紙を沢山書きましょう。私も、おじいちゃん、おばあちゃん、家族、遠くに住む友達…みんなに手紙を書きます!みなさん一緒に手紙を沢山書きましょう!!!」とコメントし、フォトセッション後も一般来場者に自ら駆け寄って握手に応じたり、上階のファンにも手を振ったりとサービス精神旺盛な鈴木さんだった。
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    実は、セレモニーの後で記者には個別取材がセッティングされていた。
    個別取材というと、会場内の壇上で一問一答のような質問形式で進行されるのが一般的だ。
    しかし記者には、別室が用意され対談というか、ほとんど雑談の形式で行った。

    --2015テレビ番組出演本数ランキングNo.1だったそうですが?

    「そうなんですよ。うれしいです。でも、この世界はいつ仕事がなくなるかわからないでしょう?だから不安もありますよ」
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    --いつも元気いっぱいで今日もファンサービス満点でしたけど座右の銘とかあるのですか?

    「えー?座右の銘ってなんでしたっけ?あれですよね…」

    と、記者の質問に正確に答えようと関係者に確認する。そして、

    「じゃぁ、手紙のイベントですので記者さんに手紙で書いて送りま~す!」

    ということになってしまった。
    そこで急きょ、日本郵便が提供してくれた「ぽすくまと仲間たちが描かれたはがき箋」の中から1枚を選び出し、書きながら「雑談」は続けられた。
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    --それだけテレビに出ると旦那さんがどんな反応なのか気になります

    「いや~、それが旦那は私のが出演した番組を一切見ないんですよ。っていうか、私も見てほしくないです!私も見ませんけど(笑)」

    --え、ご自身でも見ないんですか?

    「たまに収録番組とかでどこがカットされたのかなぁ?とか、どこがオンエアされているのかなぁとかは気になった時には見ますが、ほとんど見ません」
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    --さきほどセレモニーで泣きながら手紙を読んでましたよね?

    「付き合って7年、結婚して5年ですかね。最近ケンカして逆に旦那さんの大切さに気が付いたんですよ。そしたら自然と涙が出て…」
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    --茨城県から東京まで通勤だということですがデートでKITTEには一本で来れますね

    「そうなんですよ!上野東京ラインができたので、常磐線で乗り換えなしで東京駅まで来れますので、今度ぜひ!その時は私が払うのですけどね(笑)」
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    こうして、鈴木さんが書いたはがきは彼女の手により、記者が書いたはがきはスタッフによりKITTEにある東京中央郵便局で投かんされた。
    何が書いてあるのかの詳細は記者のもとに届いてみないとわからないが、目の前にいる人から手紙が届くというのは妙な気分だが楽しみでもある。このドキドキ感が手紙のだいご味かもしれない。
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    翌日、記者の自宅に東京中央郵便局の風景日付印が押されたはがきがポストに届いた。
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    そこには「毎日全力 毎日に感謝 鈴木奈々」と力強い字で書かれていた。
    芸能人なのにサインはないと言っていた鈴木さん。素朴な言葉だが、毎日を全力で感謝しながら暮らすのはそうたやすいことではない。
    記者は座右の銘である「行雲流水」という文字を書いて送ったのだが、彼女を見習って毎日全力で感謝しながら記事を書かなければならないと肝に銘じた。
    普段は不特定多数の読者の皆さんに記事という名の文章を書いている記者ではあるが、信書はしばらく書いていなかったので久しぶりに感動を覚えた。

    旅先から近況報告で、身近な人でもいいのでメールではなく、はがきの1枚でも差し出してみてはいかがだろうか。

    ※写真はすべて記者撮影

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    (執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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