公開が待ち望まれている映画『バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生』では、スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーと、彼の作り出した怪物ドゥームズデイが大混乱を引き起こすことになっている。しかし、同作には、さらにDCコミックスの有名な悪役2人も登場するかもしれなかった。
映画情報サイト、コライダー(collider.com)の最近のインタビューで、同作の監督を務めたザック・スナイダーは、「ジョーカーとリドラーの両方を登場させようとしていた」と、コメントした。
スナイダー監督は、「ジョーカーとリドラーを参加させる可能性について話し合った」と語り、続けて、「このことについて脚本家のクリス・テリオと話し合いを重ね、作品の中で彼らの神話的存在が感じられることは素晴らしいことだと思ったが、正直言うと、バットマンとスーパーマンの確執を理解しやすいものにするために時間が必要だった。だから、抱えている問題から自分の目をあまり逸らしたくないと思った」と、話した。
『バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生』では、ジェシー・アイゼンバーグがルーサーを演じ、ロビン・アトキン・ダウンズはドゥームズデイの声とモーションキャプチャ(人物や物体の動きをデジタル的に 記録する技術)を担当した。ジャレッド・レトーは、2016年8月26日(現地時間)に米公開予定の映画『スーサイド・スクワッド』でジョーカーとしてデビューを果たす。
『バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生』にジョーカーが登場することは無いが、ジョーカーが放っておかれる可能性は低いだろう。最初に公開されたティザー映像のひとつには、ロビンのスーツに、“HAHAHA joke’s on you BATMAN.(ハハハ、冗談だよバットマン(ジョーカーが来たぜ))”という落書きが書かれているのが見られる。
リドラーが実写版の映画作品に登場したのは、ジム・キャリーが演じた1995年公開の映画『バットマン フォーエヴァー』が最後となる。
『バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生』は、日米ともに3月25日に劇場公開する。
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