今週公開の怖い映画をご紹介します。
今週は、『ドロメ 女子篇』『ドロメ 男子篇』が同時公開です。怪現象が頻発した演劇部男女合同合宿の数日間を、女子目線・男子目線それぞれに描いた青春ホラー二本立て。『先生を流産させる会』や『ライチ☆光クラブ』の内藤瑛亮監督がおくる今作は、若者の青春ドラマと成長物語をベースにしながらも、心霊・モンスター・ゾンビの要素まで盛り込み、大いに笑わせちょっと泣かせる新しいJホラー! 『ターボキッド』のような胸アツな新世代カルトムービーが好きな人にも大変オススメです。ホラー好きでなくても楽しめる、でもホラー好きだからこそ分かる“お約束をぶちやぶる面白さ”もある作品となっておりますので、ぜひお友だちと、気になるアノ子と、もちろんひとりでも、劇場へお出かけくださいッ。ホラー通信では内藤監督のインタビューも公開中ですよっ。
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それでは今週もいってらっしゃい! ……ドロメはいいぞ。
『ドロメ 女子篇』『ドロメ 男子篇』 3月26日公開
<ストーリー>
紫蘭高校演劇部、2年生の小春と実夏、3年生で部長の絢、同じく3年生の栞菜、国語教師で顧問の持永は来年からの共学統合が決まっている山の上にある泥打高校へ向かう坂道を上っていた。歌を唄い踊りながら、これから始まる泥打高校演劇部との男女合同合宿への期待に胸を膨らませていた。ただ一人小春を除いて…。坂の途中、泥まみれの観音像と行方不明者を探す張り紙を見つけるが、そんなことよりもこれから始まる男子との出会いに胸をときめかる女子部員たち。いよいよ泥打高校の正門に辿りつくと、そこには同じく女子への期待が最高潮の2年生の男子演劇部、陸と龍成、颯汰そして理科教師で顧問の桐越が待ち受けていた。そして、小春と颯汰はお互いの存在に気付いてしまう。
泥打高校演劇部OBの光輝も加わり、合宿は厳しくも楽しく進んでいくが、突如として小春を襲う見えない力や、消しても現れる不気味な壁の染みなど不可解な現象が次々と起こり、次第に不穏な雰囲気に包まれていく。夕飯を皆で食べている時、泥打高校の女性教師・山岸が行方不明になっており、それが坂の途中で女子たちが目にした張り紙の人物であること。そして、それが古くから村に言い伝えられている“ドロメ”の仕業であることが桐越によって明かされていくのだった。
次第にエスカレートしていく怪奇現象、小春と颯汰の隠された過去、何か秘密を知っている桐越、そして部員たちの友情と恋。物語は誰もが予想しない結末へと猛スピードで転がって行くのだった!
上映館:シネマート新宿ほか全国順次公開
この映画の記事:スカッと泥ドロ青春ホラー! あたらしいJホラーの形を提示する映画『ドロメ』内藤瑛亮監督インタビュー
リンク:映画公式サイト
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