ちょいちょい町田市をアピールしている筆者ですが、やはり町田と言えば『柿島屋』は必食で御座います。
筆者も子供の頃、オカンと町田に買い物に来た時は、第二踏切の近くにあった『柿島屋』の精肉店で馬肉を買って帰った記憶があります。
明治17年創業!桜肉の『柿島屋』
恐らく町田市の駅前では一番の老舗ではないでしょうか? 明治17年となると町田駅どころか鉄道すら通っていない予感で御座います。
町田市や八王子は絹の生産に必要な”蚕”を使った”養蚕”の盛んな地域だったので、町田駅の辺りは交通の要だったらしいです。
そして、当時は馬が主流だったので、死んだ馬の肉を使って料理を出したら大ヒットし、現在の『柿島屋』が出来たそうです。
今では通称“柿島ビル”と呼ばれる立派な建物になり、第二踏切近くの店舗はなくなりました。
それでも人気は変わることなく、今でも「地元での新年会は柿島屋」というバブル時代のステイタスが残っている会社も少なくありません。
ランチはお得だ!『柿島屋』
ちょいちょい安くはない馬肉を使った料理なので、それなりのお値段になる『柿島屋』ですが、ランチであれば激安で味わえるのでオススメで御座います。
憧れの『柿島屋』での宴会となると、自腹で参加するのはビミョーな筆者ですが、ランチを食べるくらいなら毎週通えるんじゃないでしょうか?
『柿島屋』でランチを堪能してみた
土日の昼間しか営業していない『柿島屋』のランチですが、ほぼほぼ昼間から酒を飲む人達で賑わっています。
というわけで、筆者もビールを頂くことにしてみましょう。
『カフェ中野』に行ってみたものの、100人を超える行列に泣く泣く撤退した筆者は、ビールに慰めてもらう事にします。
合わせる肴は『肉皿』(490円)で決まりです。
こちらは『柿島屋』の創業当時からのメニューでして、まさに『柿島屋』もとい町田市の原点とも呼べる一品で御座います。
しかも490円とリーズナブルなので、訪れた際には必食とも呼べる定番中の定番料理なのです。
柔らかく煮込まれた馬肉はクセがなく、ゴボウやコンニャクも味が染みていて酒が進んでしまいますね。
馬刺し(桜肉)だと少々お高いのですが、この『肉皿』であればボリュームもあるのでお得感があります。
『肉そば』が旨い!
そして!
筆者的にはカレーも気になるお年頃なのですが、とりあえずベーシックな『肉そば』を頂くことにしてみます。
『柿島屋』と言えば『肉なべ』(並1200円、上1600円)がマストですが、それの締めに”そば”か”おじや”を食すのがデフォルトなのです。
それと同じ味を480円で味わえる『肉そば』は、まさに筆者のランチに相応しい一品かと存じます。
蕎麦と呼ぶに太いので、ほぼほぼ”田舎蕎麦”的な何かですが、逆に田舎な町田市の”そば”であればコッチの方が正解ですね。
つゆの味付けも濃く、甘塩っぱい田舎丸出しの懐かしい風味が、郷愁を感じさせてくれます。
馬の旨さが出ている甘辛い田舎蕎麦を、休日の昼間から酒を友に独りで頂くのは、町田市民の特権かと存じます。
残った”つゆ”も酒のツマミになるのが優秀ではないでしょうか?
後は半分残した『肉皿』と残った”つゆ”でイイ感じにビールを進めます。
馬肉は牛肉や豚肉に比べてヘルシーなので、昼から馬肉をガッツリ食べても罪悪感がありません。
『柿島屋』ランチ 総評
軽く一杯飲んで、美味しい馬肉料理を堪能して満足な筆者で御座います。
『柿島屋』というと安くは無いイメージですが、単品の料理自体は結構安いモノもあるので、組み立て方次第ではリーズナブルに愉しむことが出来ると思います。
ちなみにこの日は『生ビール中』と『肉皿』と『肉そば』で合計1530円となりました。
是非、みなさんも美味しい馬肉料理を食べに『柿島屋』へ足を運んでみて下さい。
『柿島屋』(かきじまや)
住所:東京都町田市原町田6-19-9 アーバン柿島2
営業時間 月~金 16:00~21:30 土日祝日 12:00~20:30
定休日:水曜日
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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